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2009年5月4日 放送
もう、売れ残りとは言わせない!~アウトレット流 集客術を大公開~
- チェルシージャパン 社長 吉村 俊秀(よしむら・としひで)
百貨店は売り上げ減、スーパーは相次ぐ閉店、営業時間短縮...消費不振が止まらない。
そんな"売れない時代"に右肩上がりの成長を続けているビジネスがある-アウトレット。
衣料品や靴、かばんなど、売れ残ったブランド品を大幅に値引きして販売する。
2008年度は前年比114%、5200億円規模に成長した市場だ。
アウトレット業界のトップに立つのが、全国7か所で「プレミアム・アウトレット」を展開する チェルシージャパンだ。設立わずか10年、右肩上がりの成長を続け、2008年度売上高は1700億円を達成する見込みだ。
中でも「御殿場 プレミアム・アウトレット」は観覧車もあり、一大テーマパークの様相。
テナント数は210店舗、来場者数は年間およそ1000万人、世界第2位の規模である。アウトレットは売れ残りの処分場-と単純に言えるものではない。
もちろん、キズものや展示品、季節遅れで売れ残った商品もある。
だが、それだけではない。
人気があるからこそサイズに偏りが出てしまった服、
外箱に傷がついただけで商品自体は正規品と一切変わらない調理器具...
新品と見紛う商品も数多く、ある。立地は都市部からおよそ100キロ、車で90分に設定している。
これには、アウトレットならではの理由がある。一見不利な立地だが、
チェルシージャパンはこれを武器に変える、緻密な戦略があった。そしていまやアウトレットは、地方活性化にも大きな効果を上げている。
東京から車で1時間ほどのところにある栃木・佐野市。
以前は田んぼや畑が広がる農地で、商業施設など全くなかった。
観光客の目当ては「厄除け大師」「佐野ラーメン」などで、年平均200万人前後だった。
それが2003年に「佐野プレミアム・アウトレット」が開業、観光客が爆発的に増加した。
4年後には4倍の800万人を記録、周辺には、ホテルや大型スーパー、マンションが建ち並び、街が発展した。
発展の裏には、ただ「アウトレット開業」だけではない、チェルシーと地元行政・業者が共同で行った、ある「仕掛け」があった。一体どのようにして、「売れるアウトレット商品」を集めているのか?
100キロ先に出店しても、客が集まる戦略とは?
地域が活性化する、「しかけ」とは何か?
「客集め」の仕掛け人・チェルシージャパントップの吉村俊秀に、村上龍が迫る。
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RYU’S EYE
座右の銘
ゲストプロフィール
吉村 俊秀
- 1971年慶応義塾大学経済学部卒
三菱地所株式会社入社 - 1997年大手町管理部長
- 1998年ビル業務部長
- 2002年取締役横浜支店長
- 2003年執行役員横浜支店長
- 2005年執行役員 兼(株)アクアシティ取締役社長
- 2006年チェルシージャパン株式会社代表取締役社長に就任
企業プロフィール
- <チェルシージャパンが運営する、「プレミアム・アウトレット」店舗>
- ●御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県御殿場市)
- ●りんくうプレミアム・アウトレット(大阪市泉佐野市)
- ●佐野プレミアム・アウトレット(栃木県佐野市)
- ●鳥栖プレミアム・アウトレット(佐賀県鳥栖市)
- ●土岐プレミアム・アウトレット(岐阜県土岐市)
- ●神戸三田プレミアム・アウトレット(兵庫県神戸市)
- ●仙台泉プレミアム・アウトレット(宮城県仙台市)
- ●あみプレミアム・アウトレット(茨城県阿見町)――今夏開業予定
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