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2009年6月15日 放送
売れる秘密は店員力にあり!
- ABCマート 社長 野口 実(のぐち・みのる)
消費不況の中、2ケタ成長をした会社がある。靴の小売店を全国に444店展開するABCマートだ。2008年度は売上高前年度比10%増の973億円、純利益は5%増の110億円と過去最高を叩き出した。タウン用ブーツ、スニーカーなど若者向け商品から、パンプス、ミュールなど女性用シューズ、さらには男性用ビジネスシューズまで、ファッション性があって価格も手頃なところが受けている。しかし、強さの秘密はそれだけではない。
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RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
【秘密その①店員力】
ABCマートの店内に入ると、すぐに聞こえてくるのは店員の元気のいい声だ。ABCマートの店員は平均年齢26歳。多めに店員を配し、マンツーマンで対応して売り上げを伸ばしている。しかし接客のマニュアルは一切ない。その代わり、若い人材を“売れる店員”に育てるためにABCマートオリジナルの「交換日記」が存在するという・・・ さらにABCマートでは、毎週末・祝日には役員をはじめ社員全員が接客のため店頭に立つ。社長の野口も例外ではない。「客のニーズは店頭でしか分からない」。このためABCマートの本社は金曜日が休みになっている。
【秘密その②商品力】
ABCマートの商品の強みは、「ホーキンス」、「ヴァンズ」、「ヌオーヴォ」などの自社開発商品が全体の40%以上を占めていることだ。女性ブランド「ヌオボ」では実に90%以上が自社製品だ。を超える。これまでの靴小売店でこれほど自社開発商品を持っていたところはなかった。自社商品は客のニーズに合わせて素早いデザイン変更が可能で、さらに在庫管理もしやすいというメリットがある。
さらにABCマートは、ナイキ、アディダス、プーマなどの世界の大手メーカーと直接取引をし、ABCマートでしか買えない限定商品を作っている。
【秘密その③出店力】
今、ABCマートは全国に大量出店を続けている。現在、国内に444店舗を展開中だが、今後5年で310店を出店する予定だ。単純に計算すれば年間60店舗も出店していくことになる。大量出店するため、専門チームが、地域の特性やニーズを調査、分析し、売れる店を作り続けていく。
増収・増益を背景に強気の店舗拡大を図るABCマート。その原動力となっている“店員力”の秘密を、野口社長に聞く。
ゲストプロフィール
野口 実
- 1965年岐阜県出身
- 1988年中央大学経済学部卒業 シャチハタ東京商事(株)入社
- 1991年インターナショナル・トレーディング・コーポレーション入社(現・ABCマート)
- 1998年ホーキンス事業部長
- 2000年取締役営業本部長
- 2005年常務取締役
- 2007年代表取締役社長
企業プロフィール
- 1985年靴と衣料の輸入販売商社「国際貿易商事」として創業
- 1987年インターナショナル・トレーディング・コーポレーションに社名変更
- 1990年靴の小売に進出し、上野・アメ横にABCマート1号店をオープン
- 2002年東証一部に上場
- 2009年2月期業績
- 売上高:973億4100万円
- 純利益:110億8700万円
- 店舗数:444店舗
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