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2011年3月3日 放送
世界で勝つ交渉術 日本外交の未来を読み解く!
- 前 外務省事務次官 薮中 三十ニ(やぶなかみとじ)
2010年は、尖閣沖の中国漁船衝突事件やロシアによる北方領土"領有宣言"など、日本にとって、外交の真価が問われる事態が相次いで起きた年だった。世界の勢力図が塗り変わる中で、日本はどこまで存在感を示して行けるのか?
今回のカンブリアは、元外交官 薮中三十二をゲストに迎え、日本外交の未来を読み解く!薮中は、北朝鮮外交で実績を残した人物。
北朝鮮の核問題をテーマに開かれた6カ国協議で、一貫して日本の"拉致"に対する姿勢を主張して、拉致被害者家族の帰国にも貢献した。
湾岸戦争の時、日本の姿勢はチェックブック外交と揶揄された。しかし薮中は言う。「日本は、やってきたことを恥ずかしげもなく、堂々と主張すべきだ」。スタジオでは、ビジネスにも役立つ「交渉術」を伝授する。事務次官という外務省トップに上り詰めた薮中だが、実はその経歴は異例づくめ。東大や京大卒が当たり前の外務省にあって、彼は大阪大学出身。キャリア官僚になったのも、たまたま上司から外務省のキャリア試験を受験するよう勧められたから。しかも一発合格で周囲を驚かせた。
かつては「伏魔殿」などと批判もされた外務省。その内部の仕事ぶりを明かす。「いまは世界的な変革の時代」と語る薮中。中国の経済大国化に伴い、もはやアメリカには今までのような強大なパワーはない。新たな時代を作るため、日本には何が求められているのか。そして未来を担う日本の若者は、世界とどう向き合っていくべきなのか。
"外交のプロ" 薮中三十二から、これからの日本の希望を見出すヒントを得る。
社長の金言
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RYU’S EYE
座右の銘
ゲストプロフィール
薮中 三十ニ
- 1948年大阪府生まれ
- 1969年大阪大学在学中に外務省に専門職に合格、入省
- 1973年韓国大使館に赴任
- 1981年在インドネシア大使館1等書記官
- 1983年在アメリカ大使館1等書記官
- 1986年経済局国際機関第2課長
- 1987年北米局北米第2課長
- 1998年在シカゴ日本国総領事館総領事
- 2002年アジア大洋州局長に就任(~2005年)
- 2008年外務事務次官(~2010年)
- 2010年退職。立命館大学教授に就任。
- 現在は外務省顧問。著書に「国家の命運」(新潮新書)。
企業プロフィール
元外交官は、これまでのどんなゲストとも佇まいが違った。 薮中さんはノンキャリアの出身だが、外交では最初からエリートコースを歩んだ。 そしてアメリカに対して、「ノーと言える日本」という表現そのものが不自然なのだと、早くから見抜いていた。 交渉を支える徹底した客観性と、言うべきことを言う勇気の積み重ね、それが政治家でも経営者でもない、独特の存在感を生むのだろう。 経済大国になって軍事大国にならないという決意、日本の姿勢が世界のモデルになるはずだ。 堂々と世界に訴えるということが日本のイメージであり、日本国家の生きる道だ

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