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2012年5月10日 放送
奇跡の構造転換で復活 「攻め」の経営とはこういうことだ!
- 富士フイルムHD 代表取締役社長・CEO 古森 重隆(こもり しげたか)
今年1月、衝撃的なニュースが全世界を駆け巡った。名門、米イーストマン・コダックの破綻劇。
しかし写真フィルムで長年コダックのライバルだった富士フイルムは現在、成長路線を歩んでいる。明暗を分けたものとは何だったのか?
社長の金言
- 勝負できる分野は何か 徹底的に洗い出したTweet
-
RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
屋台骨を失った富士フイルムの新事業
現在、富士フイルムHDの売り上げに占める写真フィルムの割合はたったの数%。今や全く別の事業で稼いでいるのだ。 その一つがなんと化粧品。フィルムメーカーがどうして化粧品に参入したのか?一見、無関係に見えるフィルムと化粧品のつながりとは一体何か? また今年、静岡がんセンターと協力して開発した高度な医療機器が医療界に大きなインパクトを与えた。実は富士フイルムは医療分野にも強みを発揮しているのはご存知だろうか? 写真フィルムメーカーのイメージが次々と覆る!富士フイルムの真の姿とは?
世界シェア7割強・・・ニッポンのモノづくりの真骨頂!
富士フイルム内でも極秘プロジェクトとして進められてきた、「ある商品」が世界を席巻している。それはタックフィルムという製品。これがないとソニー、サムスン、LGなど世界中の液晶テレビメーカーが生産に支障をきたし、悲鳴をあげるという代物だ。一体、このフィルムの何がすごいのか?どうして富士フイルムは世界トップシェアを握ることができたのか? 今回、タックフィルムを生産する九州の工場内部の取材が特別に認められた。そこで行われていた他社を圧倒する生産方式とは?
研究者1000人が集結!先進研究所の実力
富士フイルムHD社長兼CEOの古森重隆が改革で徹底的に重視したのが、写真フィルムで培った技術をどう発展させ、生かしていくのかということ。そのため古森は2006年に先進研究所を設立した。国内各所に散らばっていた研究者、技術力を結集し研究にあけくれさせた。分野の垣根を低くして、オープンな空間で研究者1000人がしのぎを削る様は圧巻だ。
ゲストプロフィール
古森 重隆
- 1939年生まれ、長崎出身。5歳の時、満州にて終戦を迎えた。東大在学中はアメフト部所属。63年、富士写真フイルム入社。自ら希望した産業材料部で開発した素材が生産中止を検討される中、新規顧客開拓に尽力、生産中止を免れる。後の液晶パネル部材の礎となる。2000年、デジカメ時代を目前に社長就任。大胆な構造改革で本業の転換に成功する。
好きな言葉:「勇気」
企業プロフィール
- 本社:
- [東京ミッドタウン本社] 東京都港区赤坂
- [西麻布本社] 東京都港区西麻布
- 創業:1934年
- 連結売上高:2兆2171億円
- 連結従業員数:7万8862名
「自動車が売れなくなったトヨタ」をイメージして欲しい。富士フイルムが直面した危機は、まさにそのくらい恐ろしいインパクトを持ったものだった。 外部の変化に適応するためには、自身の変化が必須となり、それは自ら変化を生み出すことにつながる。従業員7万人の大企業が大きく舵を切る困難さは想像を絶するが、古森さんは断固としてやり抜いた。変化に必要なのは、新規の資源ではない。それまで培った技術、知識、人材などの再編と、最適な応用であり、実現するためには「考え抜く」以外、方法がない。 富士フイルムのサバイバルは、日々の研鑽の蓄積が、無限の可能性を育むことを示唆している。

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最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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