バックナンバー
2015年10月22日 放送
農家&世界が感動!スーパーニッチ"ものづくり"
- 筑水キャニコム 会長 包行 均(かねゆき ひとし)
ユニークすぎるネーミングと農家の"ぼやき(不満)"解決に執念を燃やす「義理と人情」の商品開発で、年商約50億円。九州の田舎町に生まれた、スーパーニッチ&ローカルの農機メーカー、筑水キャニコム。その目から鱗のグローカル戦略の秘密に迫る!
社長の金言
- 誰のための コストダウンなのか?Tweet
-
RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
日本中の果樹園で大活躍!超ニッチ&ユニーク農業マシン
筑水キャニコムの製品は、全国の様々な果樹園で使われている農業用機器。それぞれの用途に合わせた極め細かい商品展開で人気を集め、特に運搬機のジャンルではトップシェアを誇っている。特徴は、それぞれの機能を表したネーミング。例えば…F1マシンのような、かっこいい草刈機は「草刈機まさお」。音の静かな電気駆動の三輪運搬車は「三輪駆動静香」。どんな場所にも電気を導くことができる電源付き運搬車は「伝導よしみ」など、ユニークすぎる名前で農家に親しまれてきた。そんな筑水キャニコムは、福岡市から車で1時間の、うきは市という田舎町にある。歯車の削り出しから完成品まで一貫で作り上げる本社工場では、トラクターなどの大手農機具メーカーが手がける商品には手を出さず、ニッチな分野に絞った製品づくりを行っている。
農家のボヤキ発掘&解決に執念!義理と人情のものづくり
創業者である父の跡を継ぎ、飛躍的に業績を拡大したのが、現会長 包行均(かねゆきひとし)。24歳で父の会社に入社。当時、製品のアフターサービスに問題が多かった会社で均は、その改善のために全国を歩き、農家の声を聞き続けてきたという。そんな中で行き着いた製品づくりの信条が…義理と人情。大手メーカーに真似のできない極め細かいスタンスで農家の要望に寄り添い、他にない製品を作り上げたのだ。その独自の手法こそ、営業担当が顧客農家をまわり、商品への感想をビデオに収める方法。撮影した動画を社員で共有し、埋もれがちだった製品への「声にならない不満(ぼやき)」を顕在化させ、商品改良に生かしていったのだ。筑水キャニコムはそんな手法で、農家を感動させる使いやすさを生み出し、圧倒的支持を得ている。
田舎町から世界を掴む!驚異のグローカル戦略
筑水キャニコムは農家の声に耳をかたむけて生み出した他にない製品で、世界40カ国に商品を展開するグローバル企業。海外専門のスタッフとして様々な国籍の人材を社員として採用し、アメリカの巨大農場から、東南アジアの奥地にまで進出している。しかも海外の現場でも、農家の“ぼやき”発掘に力を入れ、徹底した義理と人情のものづくりで、さらなる改良を行っている。
ゲストプロフィール
包行 均
- 1949年福岡県生まれ
- 1972年第一経済大学(現・日本経済大学)卒業
- 1973年父の創業した筑水農機に入社
- 1991年営業本部長などを経て、社長就任
- 2012年会長就任
企業プロフィール
- 株式会社 筑水キャニコム
- 本社 :福岡県うきは市吉井町福益90-1
- TEL 0943-75-2195
- 創業 :1948年1月29日
- 年商 :49.5億円(2014年12月期)
- 従業員数:233名
スタジオで「まさお」に試乗したとき、何て楽しい乗り物だろうと思った。デザインといい、カラリングといい、乗り心地といい、ワクワクした。いつも犬と散歩に行く公園で、草を刈ってみたくなった。草刈りをしてみたいと思ったのは、生まれてはじめてだ。ただ、楽しい乗り物を作るのは、楽な作業ではない。 徹底してユーザー側に立ち、考え抜かなければならない。包行さんの哲学「ボヤ キズム」は、社内で見事に共有されている。海外展開にもそのまま活かされるはずだ。筑水キャニコム、その製品とポリシーは、今後さらに、確実に、世界に広 まっていくだろう。

バックナンバー
ご注意下さい
最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「カンブリア宮殿」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。












