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2018年5月10日 放送
京都オンリーワンのものづくり!
奇跡の老舗かばん店の全貌
- 一澤信三郎帆布 店主 一澤 信三郎(いちざわ しんざぶろう)
京都に1軒だけ。オンライン販売なし。社員は全員職人を兼ねる。売っているのは帆布のカバンが中心。けれど長年の熱烈なファンに支えられる老舗。「お家騒動」の時代を経て自社ブランド「一澤信三郎帆布」を立ち上げ、復活。100年前の創業当時と変わらないビジネススタイル。時代に遅れ続ける老舗カバンが愛される秘密に迫る。
社長の金言
- 時代に遅れ続ける経営Tweet
RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
丈夫で長持ち、シンプルなカバン
週末ともなるとごった返す店内。定番は「道具袋」(トート)カバン。要所要所に見えない丁寧な作りは手作りならでは。人気の商品や魅力を紹介。通販なし、1店舗のみ。昔ながらの職人仕事に基づくビジネススタイル。一澤のカバンとは・・。
老舗のお家騒動
一澤のカバンは職人の道具袋から時代に合わせて変化し、愛されてきた。会社が軌道に乗ってきた2000年初頭、先代が亡くなると2つの遺言状を巡って兄弟の相続争いが勃発。社長を解任された信三郎は職人たちと一緒に「一澤信三郎帆布」を立ち上げ、新たなスタートを切った。地元の人たちの支援や信頼はそのスタートを後押し。一澤の歴史と京都にしっかりと根を下ろす一澤を紹介する。
愛される一澤信三郎帆布
毎年春になると真逆な一澤ビジネスを知ろうとアメリカのビジネススクールの学生たちが一澤信三郎帆布を訪れる。一澤のレクチャーに戸惑いながらも興味津々な学生たち。もちろんカバンの魅力は彼らにダイレクトに伝わった。同志社小学校は10年以上、一澤製ランドセル。今年もランドセルを背負った一年生が登校してくる。いま、一澤信三郎帆布を愛し、生かし使う様子を紹介。
ゲストプロフィール
一澤信三郎帆布のあゆみ
- 1905年 京都市に「一澤帆布」創業。職人の道具袋からスタート、1970年代からシンプルでおしゃれ、と注目された。2001年3代目が亡くなると2通の遺言書をめぐり裁判闘争、「老舗のお家騒動」と一躍有名に。
2006年、信三郎が「一澤信三郎帆布」を立ち上げ。2009年、信三郎の訴えが認め得られ最高裁で逆転勝訴。現在は京都だけでなく、全国、海外からの愛用者が多数。
一澤信三郎氏 プロフィール
- 1949年京都市生まれ。
同志社大学経済学部卒業。
大学卒業後、朝日新聞大阪本社に入社。
10年後に家業である一澤帆布に入社。4代目を継ぐ。「時代に遅れ続ける」「丈夫で長持ち、飽きのこないカバン」を念頭に、職人のものづくりを守りながら実は独自の戦略で老舗を守り続けている。
京都には、名だたる老舗と、世界的な先端企業が並び立つ。「温故知新」ではなく、伝統が革新をダイレクトに支えている。「一澤信三郎帆布」は、職人用バッグをベースに、一般用の製品を作り出した。だがそれは単なる「アレンジ」ではなく、さらに本質は変わっていない。「使う人のために」という価値観において、まったく同じだ。長い長い歴史と、未来への想像力が、ごく自然に共存する街、京都にしか生まれようがない商品かも知れない。硬く厚く丈夫な帆布と、柔らかなアイデアが、矛盾なく、そして美しく融合している。

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