カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2020227日 放送

京都の老舗がコメの価値観を変える!

  • 八代目儀兵衛 社長 (はしもと たかし)

年々コメの消費量が減る中、「お米の価値観を変える」と立ち上がった京都のお米屋さん『八代目儀兵衛』。独自の方法で"究極のコメ"をつくり、ミシュラン三ツ星店などに卸している。さらに"究極のコメ"が食べられる米料亭を銀座や京都に開店、ランチ時には「白いゴハン」を求める客が行列をつくっていた。さらにギフト業界にも参入、大手家電メーカーの炊飯器の監修まで...老舗の"コメ改革"の全貌に迫る。

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  • RYU’S EYE

  • 座右の銘

放送内容詳細

町のお米屋さんが仕掛けた“究極のコメ”ブレンド米

ミシュラン三ツ星を獲得した京都の料亭や銀座の鮨店が絶賛、こぞって仕入れるのが京都の老舗のお米屋さん『八代目儀兵衛』のコメだ。美味しさの秘密は「ブレンド米」。橋本社長自ら探し出した美味しいコメ数種類を、店の要望に合わせた味になるよう独自の配合でブレンド、“究極のシャリ”を生み出しているのだ。さらに「コメの美味しさをもっと知ってもらいたい」と銀座や京都に米料亭を開店、ランチ時になると「白いごはん」目当てに、連日行列ができていた。さらにギフト業界にも参入、「料理に合わせてお米も変えてみませんか」という提案をギフトにした「料理別お米12種類の詰め合わせ」を発売すると大ヒット。次々に新たな取り組みに挑戦、売り上げが10年で10倍を超えている。

どん底、兄弟の確執、全ては背水の陣から始まった

『八代目儀兵衛』の始まりは、200年以上前の江戸の寛政年間。八代目となる橋本隆志は25歳で、家業を継ぐ。しかし、コメの自由化で廃業の危機に追い込まれる。そんな家業に弟・晃治を入れるのはしのびないと、別の道を勧める。弟は「家族から外された」と思い込み、二人の間に確執が生まれる。一方、橋本は生き残り策を模索するうち「ブレンド米」に行き当たる。様々なコメを組み合わせ、ようやく納得のいくものができると、京都の有名料亭の大将に売り込む。当時「ブレンド米」といえば国産米と安い外国産米を混ぜたものという印象を持たれていたため、大将は乗り気ではなかったが、口にするなり「明日から持ってきてくれ」と言う。これを機に、『八代目儀兵衛』のコメは、さまざまな有名料亭で使われるようになる。橋本はこのブレンド米をさらに広めるため、飲食業への参入を決意、そこで呼び戻したのが疎遠になっていた弟の晃治だった。有名旅館や料亭で修行していた弟は、その腕を発揮、いまや行列のできる店となっている。

ゲストプロフィール

橋本 隆志

  • 1972年京都府出身
  • 1995年同志社大学商学部卒業、
    大手通販会社ニッセンに入社
  • 1998年お米の専門店 はしもと入社
  • 2006年八代目儀兵衛設立、社長就任

企業プロフィール

  • 住 所:京都府京都市下京区西七条北衣田町10
  • 創 業:1787年
  • 資本金:880万円
  • 売上高:15億8千万円(令和元年7月期)
  • 従業員:125名(社員:40名・パート・アルバイト:85名)

村上龍の編集後記

幼いころ、ご飯は「日常」だった。主食だったが、そのことを意識することがなかった。パンなどが「日常」に加わった今も、特別に米を意識することはない。パンを食べれば食べるほど、米の消費は減り、生産者の収入が減り、衰退していくのだが、そのことを意識することもほとんどない。もし米が日本から消えてしまったら、わたしは何を思うだろうか。小学校の遠足の「おにぎり」かもしれない。風景も変わり非日常的なおいしさだった。橋本さんは、日常を超えたおいしいご飯から、わたしたちの意識に米を甦らせようとしている。

村上龍の編集後記画像

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