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2020年4月30日 放送
コロナショックに負けない!
外食不況を救う「出前改革」
- 出前館 社長 中村 利江(なかむら りえ)
外食不況の中、「ウーバーイーツ」や「楽天デリバリー」などのフードデリバリーサービスが急成長している。軽減税率の導入なども追い風となり、かつては特別な日に発注するという「出前」だったが、最近は、より日常化し、外食同様に一般化しつつある。そんな中、独自のスキームを作りあげ、新たなフードデリバリー市場を切り拓いたのが、「出前館」。業界のトップランナーが挑む「出前改革」に迫る!
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RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
「出前改革」で新たな市場を切り拓け!
外食不況が叫ばれて久しい今、個人経営、大手チェーンに関係なく、飲食店は何かしらの強みがないと、そう簡単に生き残れる時代ではなくなっている。例えば「出前」も強みの一つと言える。しかし「出前をする人」を雇うほど余裕のある飲食店はそう多くない。そんな中出前館は、「飲食店の出前を代行する」ということをベースに、「加盟店が多いから豊富なメニューを楽しめる」「配達時間が正確」という対ユーザーへのバリューと、「配達スタッフや出前向けメニューの開発など、出前に必要なことのバックアップ」という対飲食店のバリューを組み合わせることで独自のスキームを生み出し、成長を続ける。また、ここ最近では「地方の名店の味を首都圏でも楽しめる」という新たな出前サービスに乗り出した。番組では、古くて新しい出前業界で奮闘する出前館に密着。その「出前改革」に迫った。
月2万の売上からのスタート
インターネット黎明期の2000年にサービスを開始した出前館。インターネットで出前が注文出来るというこれまでにない利便性をウリにスタートしたが、創業当初の売上は月2万円。社員の給料遅配が続き、このままでは倒産する…というタイミングで中村が経営に参画したのだった。リクルートを経て飲食業界に携わっていた中村は「出前市場は今後必ず成長する」と、およそ3億円の負債があったにも関わらず社長に就任。「時間ぴったりに出前が届く為のインフラを整備する」「知られざる地元の名店に加盟してもらう」といった出前館ならではの強みを磨いていき、今や年商66億円の企業へと成長させた。
コロナに負けるな!出前館だからこそ出来るコト
3月初旬。出前館では公立小中高の臨時休校に伴い、「学童保育施設等に対し各地域の飲食店が作ったお弁当のデリバリー」を無償で行うプロジェクトを開始した。さらには、コロナウイルスの影響で客足が遠のいた大手ラーメンチェーン(一風堂)が配達事業に乗り出すにあたり、そのオペレーションを全面的にバックアップ。コロナに負けるな!と出前館だからこそ出来るコトを模索する姿に迫った。
ゲストプロフィール
中村 利江
- 1964年富山県生まれ。
- 1988年関西大学文学部卒。
リクルート、ハークスレイ(ほっかほっか亭)を経て、 - 2001年夢の街創造委員会(2019年に出前館に社名変更)の取締役に就任、
- 2002年同社社長。
- 2010年カルチュア・コンビニエンス・クラブ取締役に転出。
- 2012年11月から現職。
企業プロフィール
- 創 業:1999年
- 売 上:66億6600万円(2019年8月期)
- 従業員数:183名
- 主な事業:飲食店の配達代行
中村さんは、シックなスーツも、出前館の制服も、よく似合った。出前は新型コロナウイルスの影響もあり、今や外食で唯一、業績を伸ばしている。LINEが300億円を出資し、新社長も送り込み中村さんは会長になるそうですが、出前館を離れたりしないですよねと聞くと、え? どういうこと、という表情になった。出前館を離れることなど考えていない。300億円は何に使いますか、という質問には「システムを整備するなどします」とうれしそうに答えた。ウーバイーツとの闘いにも負けはしないだろう。出前の申し子なのだ。

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