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2018年11月27日 放送 第842回
追跡!日の丸プロジェクト②「稼げる!驚きの"野菜"革命」
放送内容詳細
「見捨てられた土地」からの“革命”! ニッポン農業を変える挑戦

福岡県に拠点を置く「グリーンリバーホールディングス」。建設現場の足場から新幹線の工事まで手がけるベンチャー企業だ。2012年に太陽光発電所建設に参入。独自の特許工法で九州のメガソーラー施工の4割のシェアを持つ。
しかし、社長の長瀬勝義さん(41歳)は「太陽光事業は建設して終わり」「発電したエネルギーも都会へ送られる」と、地元の安定的な雇用につながり、地方が活性化できる事業を模索していた。そこで目をつけたのが、農業だ。
建設のノウハウを生かしてIoTを駆使した「スマートハウス」を開発。葉物野菜ならなんでも効率的に栽培できる方法を確立した。去年9月からは、岩手県八幡平市の放棄されたビニールハウス100棟を再生し、作物の栽培をスタート。大手スーパーや「俺のイタリアン」などの飲食店にも少しずつ供給を始めるまでに育っていた。
長瀬さんの次のステップは、このノウハウをビジネスモデルとして全国に展開すること。日本に、次世代の農業は浸透するのか?
「誰でも簡単に稼げる」!? …未来を賭け “素人”が農業参入

7月、長瀬さんは、福岡県久留米市にある5000平米の耕作放棄地に4棟の「スマートハウス」を建設。農業経験「ゼロ」の企業を訪ねては「作物の管理はほぼすべて、グリーンリバーが担当。農業に参入する人は、日常的な作業と収穫作業をこなせばいいだけ」と参加を呼びかけた。「1日5時間程度働いて、しかも週休2日」も売り文句。「きつい、汚い、儲からない」というこれまでの農業のイメージを、一変させようというのだ。
それに興味を示したのが、地元の建設会社や農業資材販売会社。将来の事業展開に悩んでいるが、新しい収益の柱を打ち立てられずにいた企業だ。
“素人”企業を巻き込んで、いよいよ作物の栽培がスタート。しかし、「素人でも作れる」はずの農業に、思わぬ落とし穴が…。果たして無事、収穫を迎えることはできるのか?
今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト | 佐藤直紀 |
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曲名 | peculiar animal |
アルバム | ホットスポット 最後の楽園 season2 |
本編39分18秒
経験ゼロでも出来るハウスでのバジル栽培。
ダニの発生により病気にかかってしまったバジルは、果たして甦る事は出来るのだろうか。
このシーンで使用している曲は「peculiar animal」
佐藤直紀氏によるサウンドトラック「ホットスポット 最後の楽園 season2」に収録されている。
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