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ウルフ アロン インタビュー「オリンピックで受けた刺激を、次の『勝ち』へ」

2016.11.30
柔道グランドスラム東京2016 - ウルフ アロン インタビュー「オリンピックで受けた刺激を、次の『勝ち』へ」

――柔道を始めたきっかけは?

 

 講道館の春日柔道クラブでスタートしました。母方の祖父……日本人なんですけど、僕は子供の頃から身体が少し大きかったので、その祖父に柔道を薦められたのがきっかけです。

 

 

――どれぐらい大きかったんですか?

 

 小学校入学する時で130cmで30kgあったんですよ。食べる量がすごくて、幼稚園でお弁当の日とか、僕だけお弁当2個食べてましたからね。幼稚園の休み時間は相撲とかやっていました。

 

 

――ガキ大将的な子供だったんですか?

 

 いや、そうでもなかったですよ。内気で真面目な感じだったと思います。小中学生のときは勉強も真面目にやっていましたね。

 

 

――ベイカー茉秋選手とは同じ春日柔道クラブ出身なんですよね。入られたときはもうベイカーさんは居たんでしょうか?

 

 彼は僕の1つ上で、僕がクラブに入ったときにもういました。小学校の道場、中高大と全部一緒なんで、かなり長い付き合いです。

 

 

――お2人はずっと同じところで学んでいるかと思うのですがベイカー茉秋さんはどんな存在ですか?

 

 あの人がどう思っているかはわからないんですけど、僕はあの人の背中を見て、技とかマネをして結果を残せるようになってきました。そういう面で、僕的には『見て学んでいる』という部分がありますね。試合を見ていても取り入れるべき部分がすごく多いので。

 

 

――ベイカー選手のリオデジャネイロ五輪の金メダルは刺激になりましたか?

 

 かなりなりました。あれを見て練習の量を増やしたり、トレーニングのメニューを変えたり……リオデジャネイロ五輪を見たのは僕にとってかなりプラスになっています。

 

 

――より「オリンピックに出たい」という思いが強くなりましたか?

 

 そうですね。思いが強くなったと同時に、オリンピックが身近なものに感じられるようになってきました。今回は補欠でしたけど、やっぱり補欠と代表は違う。そこはまだまだだと思います。

 

 

――ご自身で成長を実感されている部分はありますか?

 

 大学に入学した頃に比べると、技の幅が増えてきているかなと思います。

昔は単発の技をひとつかけたら止まって、次の技という感じだったんですけど、最近は技をつなげてかけられるようになってきましたね。あと組手の部分でも成長しているかなと思います。

 

 

――2015年、全日本学生柔道優勝大会の決勝の代表戦にウルフ選手が出て負けてしまった。結果、東海大学が8連覇を逃しまいた。東海大学柔道部監督の上水先生はあの負けがウルフ選手を強くしたと言っていましたが?

 

 もともと負けず嫌いなんですけど、負けたことによってメンタル的にもかなり落ち込みましたね。でも負けることの辛さをあの敗北から学べたので、常に『もう負けたくない』という気持ちで練習をしています。

 

 あの負けがなかったらどうだったんだろう、と思うこともあります。団体戦は個人戦とは背負っているものは違うんですよね。120人近い部員の思いを背負って戦うそのプレッシャーもありますから。

 

 

――今グランドスラム東京を目の前に思うことは?

 

オリンピックの金メダルよりも先に、グランドスラム東京とか、まだ獲っていない大会が多いのでこういう目の前の試合でまずは勝っていくことが大切だと思っています。グランドスラム東京は僕の新たな『スタート』にしていきたいと思います。オリンピックが終わって最初の国際大会なのでいい結果を残せるように頑張りたいです。

 

 

ウルフ アロン

生年月日:1996年2月25日

出身地:東京都

階級:100kg級

所属:東海大学3年

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