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中矢力、渡邉勇人の注目選手が2回戦敗退

2016.12.3

 リオデジャネイロ五輪以来の世界戦となる柔道の国際大会「グランドスラム東京2016」(東京体育館)。2日目に行われた男子73kg級、男子81kg級では、ロンドン五輪の銀メダリスト・中矢力(ALSOK)と、今年の全日本実業選手権と講道館杯で優勝し、勢いに乗る渡邉勇人(了徳寺学園職)が、2回戦で姿を消すという結果になった。

 

 

 中矢は1回戦で、バルボサ(ブラジル)に一本(横四方固)で勝利。しかし、2回戦ではマルゲリドン(カナダ)に技あり(小内着払)を取られ、その後に技ありを取り返したかに見えたが、判定が変わって有効。結局このポイントを取り戻せず、早々に姿を消すことになった。

 

 試合後、中矢は「自分は27歳で、もうベテランの位置にいる。日本人だけではなく、海外勢からも若手が活躍していると、今回の大会で実感できました。それに勝る日本の技術と、昔から世界で戦っている経験を生かして、(今後も)やっていけたら良いなと思います」と語った。

 

 

 また渡邉は、1回戦でボボノフ(ウズベキスタン)と対戦し、背負投で有効をとって勝ち進むも、2回戦で昨秋のグランドスラム・アビダビで優勝しているイヴァノフ(ブルガリア)と戦い、接戦の末、残りわずか5秒のところでイヴァノフに技あり(内股すかし)をとられ敗退。試合を振り返り、渡邉は「最低限のことはできていた。リードしていたにも関わらず、最後に負けてしまったのは自分の甘さが原因。来年以降の国際大会で、そこは改善して今日みたいな負け方をしないように頑張っていきたい」と、述べていた。

 

 

 そんな中、男子73kgの立川新(東海大学1年)は、1回戦でジン(ドイツ)、2回戦でシードのマシアス(スウェーデン)に一本(支釣込足)で勝ち、準々決勝でもイアチェフ(ロシア)から一本(大内刈り)を奪って準決勝に進出。同じく73kg級の土井健史(ダイコロ)は、1回戦でアン ジョンスン(韓国)との戦いでGS(ゴールデンスコア)に突入するも、相手に指導が入り判定勝ち。続く2回戦ではベンステッド(オーストラリア)、準々決勝ではモグシコフ(ロシア)に勝利し、準決勝に駒を進めた。

 

 

 また、男子81kg級の春山友紀(自衛隊体育学校)は、1回戦でハットン(アメリカ)、2回戦でルセンティ(アルゼンチン)を下して順調に勝ち進むも、準々決勝ではラピナゴス(ロシア)とGSに入り、ギリギリの攻防を繰り広げた結果、相手に指導が入って勝利した。そのほか、佐藤正大(国士館大4年)は、初戦でシュワルノウィスキ(ポーランド)に敗退した。

 

 

 この模様に加え、リオデジャネイロ五輪・男子81kg級で銅メダルを獲得した永瀬貴規(旭化成)の戦いは、テレビ東京系列にて夕方4時35分から放送される予定。

 

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