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「結果は残せた!」永瀬貴規、柔道GSで4つ目の金 リオ五輪の“負け”を払拭

2016.12.3

 柔道の国際大会「グランドスラム東京2016」の2日目に、リオデジャネイロ五輪で男子81kg級の銅メダルを獲得した永瀬貴規が登場。圧倒的な強さを見せつけ、グランドスラム東京で4つ目の金メダルを獲得した。

 

 

 1回戦はシードで、2回戦からの登場となった永瀬。初戦では、マジドフ(セルビア)から開始1分で一本(内股)を奪い、好調な滑り出しを見せる。続く準々決勝での対ホン スウォン(韓国)戦では、見事な一本(横四方固)を決めて勝利した。

 

 永瀬が準決勝で戦うこととなったのは、2012年のグランドスラム東京から4年ぶりの出場となる春山友紀(自衛隊体育学校)。春山は、1回戦でハットン(アメリカ)、2回戦でルセンティ(アルゼンチン)、準々決勝でラピナゴス(ロシア)を制し、順調に準決勝に駒を進めていたが、永瀬にはなかなか技が繰り出せず、指導が2つ入り、決勝へは進めず。しかし、3位決定戦でのイヴァノフ(ブルガリア)との対戦でGS(ゴールデンタイム)に突入するも、技あり(帯取返)を奪い勝利。銅メダルを手にした。

 

 一方の永瀬は、決勝でラッセル(ドイツ)と対決。内股返で有効を取り、そのまま寝技に持ち込んで縦四方固による一本勝ちを決め優勝。東京五輪に向けて良いスタートを切った。前年の世界選手権を圧倒的な強さで制し、リオデジャネイロ五輪で金メダル最有力と言われたにも関わらず、銅メダルという結果に収まった永瀬。井上康生監督からも「あの負けは、“まぐれ”だったと思ってもらえるような強さを見せつけてきて欲しい」と会場練習で言葉をもらっていたようで、それに応えるかのように、今大会4つ目の金メダルを獲得。「結果は残せたのでそれは良かったのですが、内容的にはまだまだだった」と早くも次の目標に向かって進む姿勢を強く示していた。

 

 男子73kg級では、4名の日本人選手がそれぞれ別のグループで予選を戦うことになったが、準決勝、決勝でぶつかることに。2016年全日本ジュニア、2016年講道館杯優勝の立川新(東海大学1年)と2016年アジア選手権、2016年マスターズ優勝の橋本壮市(パーク24)が準決勝で対戦し、橋本に軍配があがった。また、決勝戦では、土井健史(ダイコロ)との日本人同士の頂上決戦となり、白熱の戦いの末、土井に指導が入り、橋本がグランドスラム東京で初めての金を手にした。ロンドン五輪の銀メダリスト・中矢力(ALSOK)は、2回戦で姿を消すという結果だった。

 

 

 明日の大会最終日には、今年11月の講道館杯で決勝を争った男子100kg級のウルフ アロン(東海大3年)と飯田健太郎(国士館高3年)が出場。男子100kg超級には、世界選手権で2大会連続銀メダルの七戸龍(九州電力)も登場し、熱戦を繰り広げる。この模様は、テレビ東京系列にて、夕方4時35分から放送される予定。

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