開運!なんでも鑑定団

2015年8月25日放送

絵唐津の茶碗

絵唐津の茶碗
鑑定依頼人 池田節四さん
鑑定士 中島誠之助
ジャンル 焼き物・茶道具
本人評価額 ¥ 500,000
エピソード 18歳から表具師を始め、31歳の時独立。近年、安価で簡単な機械表装が増えているが、清水さんは昔ながらの手仕事にこだわっている。お宝は、骨董好きだった亡き祖父が遺したもの。祖父は戦前、目黒で塗師屋を営んでおりとても羽振りが良かったらしく、かなりの数の骨董品を収集していた。今年の5月、家の整理をした際、倉庫で偶然発見。倉庫には骨董好きだった亡き祖父が遺した収集品が山ほどあるが、このお宝があるとは聞いたことがなかったのでびっくり!とてもすごいものではないかと期待している。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

桃山時代に佐賀県の岸岳山麓で焼かれた古唐津、中でも最も古いとされる絵唐津。よく無傷に近い形で出た。ざくっとした固い土で、そこに長石釉と灰釉を調合した透明な釉薬をかけるので、下の固い土が釉薬を通して見えている。ところが全体を細かい貫入が柔らかく包んで温かみを感じる。高台を見ると唐津の固い土を竹べらで削り、削り出す時に縮れる。これを古唐津の縮緬皺といって鑑賞のポイントになっている。形がすぽっと手に入る。茶碗の中を見ると、茶溜りが深い。なぜか目跡がない。ということは皿や小鉢のように重ね焼きをしたのではなく、京都・大阪の茶人の注文によって抹茶用の茶碗として製作されている。だから窯の中で平らに焼いて、丁寧に一段格の高い作品として作られたもの。ただ残念な事に発掘したままの荒削りの状態。これからは抹茶を毎日召し上がり、茶碗を育ててほしい。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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