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2015年8月25日放送
佐久間象山作「象山記」
| 鑑定依頼人 | 清水準さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 増田孝 |
| ジャンル | 古文書 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 70年ほど前、父・達男さんが戦後の食糧難のため、家の近くの山林を切り開き、畑を作っていたところ、鍬の先に何やら引っかかったため、掘り出すと今回のお宝が姿を表した。それからしばらくは、価値も分からず自宅の棚に置きっぱなしにしていたが、ある日それを見た方から「これはすごい物だ」と言われビックリ。以来、専用の箱を作り、今日までずっと大切に保管してきたが、父が今年90歳になり、『自分の目が黒いうちに売って、子供たちに平等に分けたい』と言い出したため、どれくらいの価値がある物なのか知りたい。 |
自筆の「象山記」に間違いない。風光明媚な、あるいは険しい山や谷、水の清らかな流れというものがずっと記されているのがこの「象山記」。後半に「己亥」という年が出てくる。これは天保十年(1839)の事で、この象山29歳のときに江戸に出て、故郷の風景が忘れられず夢に見るほどであると。後にこれを思い出しては書いたのがこの作品であると。そのためもう少し晩年になってから書いたものであろう。千数百字の漢文を一字違わず書くという事は大変な事で、その集中力は並大抵のものではない。非常に細かい字で書いてあるが、たっぷり墨を含んだ字が配置されて、全体としての単調さを感じさせない見事な書になっている。ただし依頼品は折れ目が二、三か所見られるので表具師直して大事に保管してほしい。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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