開運!なんでも鑑定団

2016年3月15日放送

豊島龍山の将棋駒

豊島龍山の将棋駒
鑑定依頼人 岩崎敬さん
鑑定士 鵜川善郷
ジャンル 近代工芸
本人評価額 ¥ 3,500,000
エピソード 将棋が趣味。30年前、家庭教師をしていた頃、教え子が将棋が強くコテンパンにやられ、それが悔しくて、習い始めたのがきっかけ。そのうち道具にもこだわるようになり、家で友人と指す際には、400万円の盤と100万円の駒を使用している。お宝は15年前、知人から金に困っているから買ってもらえないかと言われ、170万円で購入したもの。その時は詳しいことは分からなかったのだが、その後、色んな人から「あのお宝を見せて欲しい」と連絡が来るようになり、見た人は皆絶賛してくれるので、凄い物かもしれないと思うようになった。実は趣味に没頭するあまり、独身のままで来てしまい、このまま持っていても受け継いでくれる人がいないので、もし高ければ手放してもいいかなと思い、応募した。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

オークションの第一声が500万円でも良いかと思うような駒。漆の出来が非常に良い。力強く、そして艶めかしい。駒を作る人たちの手本となるような駒。将棋の駒は使って手脂がついて、それによってだんだんと黄楊の良さが出てくるものだが、依頼品は唯一使ってはいけないと言える。実は依頼品は売り物として作ったものではない。大正14年、二代目豊島龍山(数次郎)が二十歳のときに結婚。その時に26組を作って結婚式の引き出物として有力者たちに贈った駒。現存しているのは4組のみで、そのうち2組は坂田三吉とその弟子が指導将棋のために使ったので漆がほとんど失われている。もう1組は25年ほど前までは存在が明らかだったのだが現在は行方がわからなくなっている。豊島龍山の駒は数多く作られているが、本当に良いものが出来たときだけ銘を彫る(通常は漆書き)。彫り銘のものは非常に数が少ない。依頼品は現存している駒の中では一番だと思う。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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