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- 楽家三代 道入の黒楽茶碗
2017年5月9日放送
楽家三代 道入の黒楽茶碗
名椀。道入の茶碗は高さに比べて口径がかなり広い。ヘラで中の土を極端に削り落としているので広々として薄ざくで平。釉がテラテラしてる。初代長次郎、2代目常慶、そういうかせた黒に対してガラス釉を使って輝きの黒を出した。口の辺りからトローッと山道のように釉が落ちている、幕のように見えるので「道入の幕釉」という。箱も良い。中側の底に楽家10代旦入が極めをしていて、蓋は裏千家11代玄々斎宗室の極め書きになっている。「道入の黒 にはたつミと呼」と書いており「にはたつミ」と言うのは「水たまり」の事。夏の暑い日に夕立がサーッと通り過ぎて、庭を見ると水たまりが出来ている。この平茶碗、いかにも夏の涼しげな水たまりを表している。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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