橋本雅邦の本物。西洋画法を取り入れながら日本画を生まれ変わらせる役割をした1人。船に乗る人物は狩野派的な線での描法だが、絵の中心となっている木の部分は濃淡の墨だけで揺れ動き様を大胆に表している。薄墨でささっと書いただけで陸地の表現というものを描いた作品。落款から明治30年頃、雅邦が60歳を過ぎたあたり、晩年に近い作品と思う。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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