【湘南ベルマーレ】無観客試合でもサポーターの”声”を選手に届けたい

サッカー

2020.7.7



ホームでのJ1リーグ戦再開を翌週に控えたこの日、湘南ベルマーレのクラブスタッフはスタジアムに集まっていた。

湘南ベルマーレ プロモーションユニット・渋谷剛リーダー

「リモート応援システムの音響テストをしようとしています。実際に今までここで歌っていた音源を再現する予定です。我々もその声援が選手のためになるのであれば導入しようという事で今テストをしています」

プロ野球でも導入されているリモート応援。無観客開催の中でもファンはスマートフォンなどを使い、選手たちに声援を送ることが出来る。

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湘南のスタッフも導入に向けて早速テストするが、そこには問題点があった。

湘南ベルマーレ 齋藤誠一GKコーチ
「僕らベンチ(強化スタッフ)が感じているのは臨場感がどれだけ出るかなんですよ」

渋谷リーダー
「迫力が無いね」

齋藤GKコーチ
「そう、迫力がない」

湘南ベルマーレ スタッフ
「(問題は)スピーカーだね」

湘南のホームスタジアム(Shonan BMWスタジアム平塚)は、サッカー専用ではなく、陸上トラックもある競技場。スピーカーからの距離も遠い上、音響設備も決して最新式とは言えない。

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そこで試合2日前の直前練習で再びテストすることになった。

そこに呼ばれたのがこのリモート応援に欠かせない人物。全ての湘南サポーターを指揮するコールリーダーの高橋修さんだった。

湘南ベルマーレ コールリーダー・高橋修さん
「コールリーダーの大事な役割、それは戦況を見ながら、応援歌の中から最も適したものを選曲する事です」

試合本番では高橋さんが展開を見ながら、携帯アプリを操作。12曲の音源から選手を後押しする1曲を選ぶ。

高橋さん
「これを流すことで選手がちょっとでもプラスになるなら、僕らはやるべきだと思う」

非公開練習の中、スタジアムの外にまで応援の声が響き渡る。

懸念されていた迫力を出すことはできたのか?

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高橋さん
「いい音が出ていたというか雰囲気はすごく良かった」

渋谷リーダー
「現場の監督選手の反応も悪くはなかった。(監督選手たちは)絶対あった方がいいので」

懸念だった音響機材も新たに設置。これによりゴール裏からサポーターが声援を送っているような臨場感を出せるようになった。

高橋さん
「選曲を僕が出来るようになったのでチームの流れや雰囲気に合う曲を少しでも選べればいいなと思います」

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異例の無観客でのリーグ再開初戦に向けて、クラブスタッフとサポーターが一体となってチームを支えていた。


※湘南のコールリーダー 髙橋さんのこぼれネタ

現在、ベルマーレの公式サイトでも紹介されているクラブ支援Tシャツ「STAY STRONG SHONAN!!!」の製作・販売にも携わっており、売上利益をクラブ支援金として湘南ベルマーレに全額寄付するという取り組みも行っています。