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2019.04.13

「最後の世界卓球」と明言した水谷隼ら日本代表選手団が会見【世界卓球2019】

世界卓球 日本代表選手団 Photo:Itaru Chiba


 いよいよ21日に開幕する「世界卓球2019ハンガリー(個人戦)」<4月21~28日/ブダペスト>の日本代表選手団記者会見と壮行会が13日、東京・北区にある味の素ナショナルトレーニングセンターで開かれた。

世界卓球2019ハンガリー 4月23日(火)開幕!大会日程

午後1時30分に始まった記者会見に登壇したのは男子シングルス代表の水谷隼や張本智和(ともに木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、女子シングルス代表の石川佳純(全農)や伊藤美誠(スターツSC)、平野美宇(日本生命)ら男女14人。それぞれ平成最後の大一番にかける思いを語った。

吉村和弘 Photo:Itaru Chiba


<記者会見 出席選手>
男子:水谷隼(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、張本智和(木下グループ)、吉村和弘(東京アート)、森薗政崇(岡山リベッツ)、木造勇人(愛知工業大学)、吉村真晴(名古屋ダイハツ)※大島祐哉(木下グループ)は体調不良のため欠席

女子:石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツSC)、平野美宇(日本生命)、佐藤瞳(ミキハウス)、加藤美優(日本ペイントホールディングス)、早田ひな(日本生命)、橋本帆乃香(ミキハウス)

毎年、個人戦と団体戦が交互に行われる世界卓球は今年、個人戦。記者会見冒頭の挨拶で日本卓球協会の藤重貞慶会長も振り返ったように、2年前の世界卓球2017ドイツ(個人戦)では女子シングルスで平野が銅メダルを獲得し、同種目で日本勢48年ぶりとなるメダルを持ち帰った。

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他にも混合ダブルスで吉村真/石川ペアが金メダル、男子ダブルスで森薗/大島ペアが銀メダル、丹羽/吉村真ペアが銅メダル、女子ダブルスでも早田/伊藤ペアが銅メダルを獲得するなど、日本勢が計5個のメダルを持ち帰る大躍進を見せた。さらに当時まだ13歳だった張本が男子シングルスベスト8に食い込み、大会史上最年少記録を更新したことも世界中を驚かせた。

張本智和 Photo:Itaru Chiba


 あれから2年。今大会は東京2020五輪の日本代表選考に大きく関わってくるだけに、どの選手にも例年以上の意気込みが感じられる。そんな中、右手薬指の腱鞘炎が心配される張本は、「ケガの影響で1種目(混合ダブルス)減らして大勢の方に迷惑をかけたが、2種目(男子シングルスと男子ダブルス)で金メダルを取れるよう頑張りたい」とコメント。

一方、張本に代わって石川と再び混合ダブルスに出場することとなった吉村真は、「急きょ参戦となった。必ず2連覇できるという強い思いを持って頑張る」と決意を述べた。

水谷隼 Photo:Itaru Chiba


 そして、世界卓球(個人戦)出場は今大会が最後になると話したのは水谷。兼ねてより日本代表としての競技活動は東京2020五輪が最後と公言しており、この記者会見の席でも「東京五輪に出場できればそこで(日本代表としては)終わると思うし、できなければその時点で終わると思っている」と明言した。

平野美宇 Photo:Itaru Chiba


 そんな中、持ち前の独自コメントを披露したのは平野。「2年前よりも、いい色のメダルを持って帰ってこれるように頑張る」と力強く宣言した後、記者からの「大会直後に元号が変わる。時代の変わり目に世界卓球の大舞台で戦うことに関してどういう思いがあるか」との質問に、「平成の『平』は平野『平』。平成が終わる時に日本全国民の頭に平野美宇がインプットされれば幸せ」と答えて会場の笑いを誘った。

 男女選手15人と監督・スタッフを含む総勢45人の日本代表選手団は15日に日本を出発。ハンガリー現地での調整合宿を経て、19日に決戦の地ブダペストに入る予定だ。

(文=高樹ミナ)

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