
混合ダブルス表彰式 Photo by Steph Chambers/Getty Images
7月24日~8月6日、東京体育館で行われた東京オリンピック卓球競技。日本チームは、金メダルを含む4つのメダル獲得という前回のリオオリンピックを上回る素晴らしい成績を残した。
大会は混合ダブルスからスタート。日本は金メダルが期待される水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)ペアで臨んだ。
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準々決勝ではフランツィスカ/P.ソルヤのドイツペアに対して、最終ゲーム2-9というまさしく絶体絶命のピンチまで追い詰められたものの、そこから驚異的な追い上げを見せて歴史的な逆転勝利。
絶体絶命のピンチから大逆転勝利 水谷・伊藤ペア Photo by Steph Chambers/Getty Images
そして、決勝では過去4戦全敗だった許シン/劉詩ブンの中国ペアに対して、第1・2ゲームは完敗の内容だったが、第3ゲームからは水谷、伊藤ともにアグレッシブな攻撃を見せて、再び逆転勝利。
最も金メダルに近いと言われたこの種目で、見事日本卓球界初となるオリンピックの金メダルを獲得した。
悲願の金メダルを手にした 水谷・伊藤 Photo:Itaru Chiba
【混合ダブルス メダリスト】
金:水谷隼/伊藤美誠(日本)
銀:許シン/劉詩ブン(中国)
銅:林イン儒/鄭怡静(台湾)
【混合ダブルス/日本選手の記録】
水谷隼/伊藤美誠【優勝】
・1回戦
4-1 フェゲルル/ポルカノバ(オーストリア)
11-5/8-11/11-9/11-4/11-4
・準々決勝
4ー3 フランツィスカ/P.ソルヤ(ドイツ)
11-8/5-11/3-11/11-3/9-11/11-8/16-14
・準決勝
4ー1 林イン儒/鄭怡静(台湾)
11-9/6-11/11-9/11-6/11-6
・決勝
4ー3 許キン/劉詩ブン(中国)
5-11/7-11/11-8/11-9/11-9/6-11/11-6
日本卓球界初の五輪金メダル 水谷隼・伊藤美誠 Photo:Itaru Chiba
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