WBS20周年プロジェクト第3弾 見聞ニッポン力 「“食卓”を守れるか?」 : テレビ東京 見聞ニッポン力 WBS 番組HPへ 見聞ニッポン力 WBS 番組HPへ WBS HPへ 見聞ニッポン力 WBS 番組HPへ WBS HPへ 見聞ニッポン力 WBS 番組HPへ

アメリカ(2/2)

photo「今年は1カ月で3000台以上売れると確信しています」
アメリカ最大のトヨタ車ディーラーを訪ねたときに聞くことができたことばです。トヨタがアメリカ市場に参入して50年。初めてアメリカに上陸した当時のクラウンは、ハイウェイを走破するだけのパワーがなく、最初の年に225台しか売れなかったといいますから、まさに隔世の感があります。

photoしかし、20年前、当時人口わずか2万人だった小さな町に北米初となる工場を建てた当初から、トヨタが徹底して目指したのは「トヨタ式」の貫徹でした。グローバルな企業ではあるが、日本式やフランス式、アメリカ式があるわけではなく、あるのは「トヨタ式」という信念。
「我々は車体の前の枠を取ることを提案しました。そうすることによって、車体の内部に入って部品の近くでphoto作業できるから、腰や腕を痛めることもありません。良いカイゼンでしょ」
取材中に何度と無くカイゼンということばを耳にしました。トヨタは「メードインジャパン」さながらの車をアメリカ人の手で、作っているのだといえるでしょう。

当時、現地責任者だった張会長に、北米での成功の出発点を聞きました。
「まず地元に根付くというのは大事だと、すごく力を入れましたよ。当時60人の日本人で行ったんですが、日本人はともすると群れるから、当時はバラバラに住んだものです」
設立時、張会長ら日本人スタッフを支えた人物はこう語ってくれました。
「当時はみんな、工場ができることを喜んでいました。でも、不安もあったんです。人が増えると犯罪が増えたり、いろいろ街の負担も増えるんじゃないかとかね」

photo自動車大国・アメリカでいかに日本の「トヨタ」を根付かせるか……。
その課題には彼らの徹底した戦略がありました。工場の一角に設けたトレーニングセンターがその一例。地元の一般市民が、トヨタ流のものづくりを学べる施設があります。そこで教えていることのひとつは「チームワーク」である、とセンターの教官がいいました。「それから? みんなで問題を解決する訓練もします」
トヨタの技術やノウハウを地元ジョージタウンへ。
取材中も、多くのトヨタ車を見かけました。「トヨタはジョージタウンのいいパートナーです」「トヨタはここで受け入れられるために正しいやり方をしたんです」町で聞こえる声が必ずしも現実をそのままに映すものではないでしょうが、声や姿を通じて見えるのはトヨタという企業ジョージタウンという土地の健全かつ良好な関係性でした。

いい会社と思ってもらえれば、いい人材が集まる。いい人材が集まって「トヨタ式」でやれば、いい車がちゃんとできる……張会長は、そう語りました。

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