カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

バックナンバー

2008818日 放送

「あなたの町から医者が消える!
~崩壊する地域医療~」

  • 公立八鹿(ようか)病院 名誉院長 (たに・ひさし)

医療シリーズ第二弾の今回は、医療崩壊を招いた医師不足の問題を取り上げる。「救急医療患者のたらい回し」「産科医・小児科医の休診」「地方の公立病院の倒産」...今、医療の現場を襲う様々な問題の根底には、医師が足りないという現実がある。人口1000人あたりの日本の医師の数は、OECD加盟国30か国中、27位という少なさだ。将来の高齢化による医療費の膨張と、医師余りを警戒した政府は、1997年に医学部の定員削減を閣議決定。さらに、医大の卒業生が研修先の病院を自由に選べる、新臨床研修制度をスタートさせたことで、医者の卵たちは、都会などの優良病院に殺到。その結果、絶対数が足りない上に、病院間、地域間で医師の偏在が加速した。
特に医師不足が深刻なのが、地方の僻地にある公立病院だ。医師が集まらなくて、休診したり、入院患者を受け入れられない病院が増加。赤字経営に陥り、閉鎖した公立病院もある。そんな厳しい状況の中、小さな過疎地病院を、最新鋭設備を導入して420床の巨大病院に変身させ22年連続で黒字経営をたたき出したのが、八鹿病院・名誉院長の谷尚である。
「病院とはサービス業である」という精神を実践する谷は、移動検診車で町中を回って出張診察を行い、地域住民の癌などを早期発見する。これで、外来患者が急増した。また、医師不足に対応するため、どんな症状でも一人の医師が診察する総合診療を定着させ、専門医の負担を減らしていった。さらに、医療費削減のために、リハビリ専門病棟で入院患者のリハビリを徹底的に行い、帰宅させる。在宅患者の訪問看護は、専門知識を学んだ看護師が担当し、医師の手は煩わせない。番組では、八鹿病院の医師不足に対する取り組みを紹介する一方、なぜ、医師不足が生じたのか、また将来、医師を確保するために今、何をすべきなのかを考える。

社長の金言

  • "案内係"で現状が見える!
  • "良い医療"こそが利益を生む
  • 国よ、医療現場を知れ!
  • 医師が"残る"病院を作れ!
  • RYU’S EYE

    RYU’S EYE
  • 座右の銘

    座右の銘

バックナンバー

ご注意下さい

最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「カンブリア宮殿」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。