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2026年7月2日 放送
売上高 過去最高
モス流"客を呼び込む"戦略
- モスフードサービス 社長 中村 栄輔(なかむら えいすけ)
日本発祥のハンバーガーチェーン「モスバーガー」を運営するモスフードサービスが絶好調だ。2026年3月期に売上高が初めて1000億円を突破し、利益とともに過去最高を更新した。牽引するのが社長の中村栄輔。3種類の"エビバーガー"を同時に発売したり、6000円の「うな重バーガー」を商品化するなど、攻め続けている。背景にあるのが、創業者から受け継いだ「リスクを恐れずに挑戦する起業家精神」。あらゆる客を呼び込もうとする、驚きの戦略を追った。
社長の金言
- 右手をしっかりあげるTweet
放送内容詳細
価格のグラデーション化戦略とは?
“客を呼び込む”商品戦略の柱となっているのが、“価格のグラデーション化戦略”。500円前後のレギュラー商品から、600~700円台のプレミアム商品、800円以上の超プレミアム商品まで幅広く展開するというものだ。節約志向と“少し贅沢をしたい”という需要が二極化する中で、それぞれの客層を取りこぼさないようにする狙いがある。さらにヒット商品を生み出すために組織改革や、社員一人一人が起業家精神を持つような組織づくりについても聞く。
6000円のうな重バーガーまで!客との接点を増やせ
モスフードサービスがいま力を入れるのがネット通販事業だ。ネット限定で発売した「モスライスバーガー〈のり弁〉」は大ヒット。冷凍商品でありながら、“まるで本物ののり弁”のような味わいが話題となった。去年テスト販売した6000円の「炭焼き 国産鰻重バーガー」は1000食を完売した。さらに、ハンバーガー以外の新業態の店も次々と展開している。モスの店舗以外で客との接点を増やそうという、あの手この手の取り組みを取材。
バイトしながら歌手に!ユニークな人材確保
深刻な人手不足が続く外食業界。アルバイトの採用競争が激化する中、ユニークな取り組みを始めた。それが「MOS RECORDS(モスレコーズ)」。全国のモスバーガー店舗で働くスタッフを対象に、次世代アーティストやクリエイターを発掘・応援・共創するプロジェクトだ。100名以上が参加したオーディションを経て、すでに女性アーティストがデビューした。モスは“夢を応援する職場”という新たな価値を打ち出すことで、人材確保につなげようとしている。
ゲストプロフィール
中村 栄輔
- 1958年福岡県生まれ
- 1982年中央大学法学部卒業
- 1988年モスフードサービス入社
- 2016年代表取締役社長 就任
企業プロフィール
- 本社:東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 4階.
- 設立:1972年7月
- 売上高:1027億円(2026年3月期)
- 従業員数:1323人(2026年3月末現在)
モスにはどこか、お家感がある。自分の家というよりは、友達の家。お出かけだけど、よく来てるから洗面所の場所も、お菓子の場所も知ってる、という感じ。これは他のハンバーガーチェーンにはない特徴だ。
店舗や商品について話す時、中村さんはどこか我が子について話しているようだった。「うちの子、なかなかできるんですよ」「意外といいやつでしょう?」と子供自慢をされているような気分になった。
中村さんにとってキャストたちは、モスの心を共有する家族、そして店舗や商品は、そんな家族とともに作り上げた子供たちと言えるのかもしれない。モスはなぜあんなに落ち着くのか、子供たちを温かい目で見守る父親がいるからだ。中村さんを見ているうちに、答えが出ていた。
父自慢の
金原ひとみ
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