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2010年6月28日 放送
「超・地域密着で生き残れ!」
~半径500mシェア100%主義で売りまくれ!~
- ダイシン百貨店 社長 西山 敷(にしやま ひろし)
景気回復の声が聞こえつつも、まだまだ小売店は苦戦を強いられたまま・・・地方の商店街では「シャッター通り」が変わらず増え続けている。とはいえ、全ての小売店が衰退の一途を辿っている訳ではない。独自の工夫で集客し、利益を出している店もある。
その1つが、東京・大田区にあるダイシン百貨店だ。
そのダイシン百貨店を率いるのが2006年に社長に就任した西山敷だ。西山は倒産間際と言われた店を独自の戦略で人気店に変えてみせた。その戦略こそ「500メートル圏内・シェア100%主義」という"超・地域密着戦略"だ。
「売れない時代」を新たな戦略で勝ち抜くダイシン百貨店の成功の秘密を、作家・村上龍が読み解く。
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RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
おばあちゃんの原宿・巣鴨に負けない百貨店!
JR大森駅から徒歩12分。寂れた商店街の先に、古びた6階建てのビルがある。それがダイシン百貨店だ。お世辞にも綺麗とは言えない店構えだが、店内には溢れんばかりの客の姿が…多い日には1日2万人、年間400万人以上が訪れる人気店。しかも、その客の多くは“お年寄り”。ダイシンの売り上げの半分を占めるのが60歳以上となっている。多くの高齢者を魅了するダイシン百貨店。その人気の秘密に迫る!
「500m圏内・シェア100%主義」で売れ!
1964年に創業したダイシン百貨店は、70年代からディスカウント販売で売り上げを伸ばしていく。しかし、2代目社長が急死した2004年に状況は一変する。粉飾決算が発覚し、100億円の借金があることが判明したのだ。この窮地に陥ったダイシン百貨店の立て直しを託されたのが店舗設計を担当していた西山だった。西山は「500m圏内・シェア100%」という「超・地域密着戦略」を打ち出し、ダイシン百貨店の復活を目指す。消費不況が叫ばれる中での復活を成功させた“超・地域密着戦略”とは…
ゲストプロフィール
西山 敷
- 1947年東京都生まれ
- 1969年工学院大学卒業後、日産建設入社
- 1977年商業建築計画研究所(現 商業建築)設立
- 2004年ダイシン百貨店取締役 就任
- 2006年同社 代表取締役社長 就任
企業プロフィール
- 所在地:東京都大田区山王
- 創業:1964年
- 売上高:77億円(2010年1月期)
メディアは無縁社会の恐怖を煽る。だが、成熟した社会において、家族という制度から離れ、自立と自由を求める人が増えるのは自然であり、決して悪いことではない。ダイシン百貨店は、これからの地域社会が持つ可能性を示している。西山さんの笑顔は印象的だった。人々の幸福のために何かをなし得る人は、結果的に自らも幸福を手に入れる。

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