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2026年6月4日 放送
日本も海外も熱狂させる!
「おむすび権米衛」の秘密
- イワイ 社長 岩井 健次(イワイ ケンジ)
コンビニおむすびの1.5倍の大きさで低価格。独自路線のおむすび専門チェーン「権米衛」が拡大を続け、ニューヨーク、パリでも大行列を作っている。起業したのは、大手商社からプロボクサーになった異色の経歴のトップ。日本の米農家と食料自給率を守りたいという思いからだった。"令和の米騒動"、また世界紛争によって食料安全保障が厳しくなる中、志ある"おむすびチェーン"の戦略を徹底解剖する。
社長の金言
- ヒーローが現れて農業は変わるTweet
放送内容詳細
巨大おむすびにニューヨークとパリで大行列!なぜ権米衛が絶好調なのか?
おむすびチェーン「権米衛」が絶好調だ。2021年に25億円だった年商が26年には66億円へと急拡大。国内50店舗を突破して、海外にも5店舗出店した。パリの店では日本から冷蔵で運んだ米を店で精米。そのおいしさが評判となり連日大行列を作っている。権米衛のおむすびは、コンビニおむすびの1.5倍の大きさながら、価格は130円からというリーズナブル。型を使わない手むすびによる、ふんわりした食感がウリだ。独自戦略でリピーターを掴む権米衛を解剖する。
大手商社で食料問題に危機感!“変わり者”の米農家と格闘25年
住友商事出身の岩井は、海外を飛び回る中で日本の食料自給率に大きな危機感を抱いた。プロボクサーを経てサブウェイFC運営へと転身。飲食業のノウハウを学ぶと、減少している米の消費を増やそうと、1999年、権米衛1号店を開業した。岩井が考えたのは、1店舗で扱う米は一つの生産者の米にすること。そして市場価格より高い価格で買い取ること。これにより農家のやる気を引き出し、農家が主役のおむすびを作ることに成功した。毎年5月には社員も農家に赴き、田植えに参加する。おむすびチェーンで国の課題解決に挑む、異色の経営者に迫る。
ゲストプロフィール
岩井 健次
- 1961年大阪府出身
- 1985年早稲田大学法学部卒業 住友商事入社 エネルギー部門を担当
- 1991年株式会社イワイ設立
- 1993年サブウェイのFC運営で飲食店経営を学ぶ
- 1999年「おむすび権米衛」のチェーン展開を開始
企業プロフィール
- 設立:平成3年3月15日
- 本社:東京都品川区北品川5-7-14
- 年商:約66億円(2026年3月期)
- 従業員数:社員130名・アルバイト約800名(2026年3月期)
おにぎりの国でしょ? パリで乗ったタクシーの中で、下手な英語で話しかけてきたドライバーは、私が日本人だと知ると嬉しそうにそう言った。漫画で見たことがあるのだという。彼はまるで、魔法の食べ物について話しているような顔をしていた。
おもしろおかしく生きるなと、父に言われて育ったというけれど、合気道で日本一になり、サブウェイでおむすびを売り、プロボクサーになり、おむすび屋で成功した岩井さんは、おもしろおかしく、無敵な人生を生きているように私の目には映った。今この瞬間にも、岩井さんのお米への愛情によって、あのドライバーのもとに結びたてのおむすびが届いているのかもしれない。そんなドラマを、一体誰が想像できただろう。
世界に羽ばたく魔法の食べ物
金原ひとみ
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