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2010年8月2日 放送
「駄菓子屋から世界企業へ
~ゲーム業界を勝ち抜く超低リスク経営~」
- カプコン 会長 辻本 憲三(つじもと けんぞう)
1983年の「ファミリーコンピュータ」発売から爆発的に拡大し、今や日本の重要産業の1つとなったゲーム産業。そして今も、携帯ゲームやiPhone用アプリ、さらにオンラインゲーム市場の成長など、息つく間も無い変化との戦いを続けている。
社長の金言
- “数字”は“現場”を正確に表すTweet
-
RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
100万超ヒットが47本! 世界で勝つゲームソフトメーカー
そんな熾烈なゲームビジネスの最前線で、常に挑戦し続け、世界に圧倒的な存在感を示すのがカプコンだ。1本のソフトに数億~30億円もの開発費が注ぎ込まれるゲーム産業。ヒット作の有無が、すぐに経営を揺るがす高リスクビジネスだ。そんな中にあってカプコンは常にヒットゲームを世に送り出している。100万本売れれば大ヒットと言われるゲーム業界で、カプコンは100万本を超えるヒットソフトを47本も持つ超勝ち組メーカーなのだ。 25歳で駄菓子屋を開業し、その後インベーダーゲーム・ブームでゲーム機の製造販売を始め、ファミコン・ブームからソフト制作に進出した辻本。日本のゲームビジネスの歴史と共に歩み、世界で勝ってきた辻本が語る、超低リスク経営の極意とは?
「現場」よりも「数字」!超低リスク経営の極意
辻本は、めったに開発現場に姿を見せない。一人でひたすら格闘する相手は財務の「数字」だ。1966年に間口三間の駄菓子屋からのスタートし、遊技機を全国に売り歩いた行商時代、インベーダー、ファミコンといくつかのブームに翻弄され、大借金を背負ったこともあった。その経験から、辻本は「数字の鬼」になったという。「現場を見てしまうと客観的な判断ができない。そして数字は嘘をつかない」と語る辻本。現場から一歩距離を置き、数字を基準にした冷静な判断が、安定的にヒットを産み出してきた。辻本の超低リスク経営を支える「数字読み」の極意に迫る。
ゲストプロフィール
辻本 憲三
- 1940年奈良県生まれ(69歳)
奈良県立畝傍高校卒業 - 1966年間口3間の駄菓子屋「辻本商店」を開業
- 1969年ゲーム機の製造販売「アイ・ピー・エム商会(現アピエス)」開業
- 1983年カプコンを創業
- 2007年カプコン会長に就任
企業プロフィール
- 売上高:668億円
- 経常利益:55億円(2010年3月期)
- 従業員数:1930人(連結)
昔、辻本さんは、お菓子がない時代に育ったから、という理由で駄菓子屋を始めた。きっと他の人もお菓子を食べたいに違いない、そう思ったのだろう。その思いは、おそらく今も変わっていない。人は何に夢中になるのだろうと、考え続けている。生産性に関係なく人間は何か夢中になることが必要だ、それが辻本さんの哲学なのだと思う。

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