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2010年11月18日 放送
ギャルファッションの売上トップブランド
その経営はおやじ!
- ジャパンイマジネーション 会長 木村 達央(きむら・たつお)
不況でも女性の客足が絶えないファッションの聖地「SHIBUYA109」にあって、2000年から10年連続で館内テナントの年間売り上げナンバーワンの座を守り続ける人気ブランドがある。
「セシルマクビー」だ。率いるのは、何と62歳のおやじ。
外資系ファストファッションが全盛を極めるアパレル業界で、国内のアパレルメーカーは頭打ち。
木村達央が率いるジャパンイマジネーションは、ギャル達から熱い支持を得続け、業績が好調。
しかし、「私はファッションのことが分からない」と木村は言う。
そんな木村がなぜ、ギャルファッションに成功したのか?
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RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
客の声を聞いて、素早く実現していく時代
かつては、ファッションとは、一流デザイナーがパリコレやミラノコレクションで発表したものが、半年遅れで世間に流行していくという、デザイナー主導の構図だった。 しかし現代のファッションは、今まさに流行しているファッションを、一般の人が自分の感性で選択するという、消費者主導型、しかもスピードが重要なものに変わってきている。 木村の経営は徹底的に任せ、細かいことは言わず、自由にやらせるというものだ。流行に一番敏感の若い人達に徹底的に任せ、お客さんの目線から一番近い現場の人達に好きな服をデザインしてもらい、今までのない若い人達の理想の服を形にした。しかも、お仕着せのファッションにしないために、あえてジャパンイマジネーションにはデザインナーを置かない。 木村は、経営だけに集中する。会社の方針を決め、出てきた結果を精査する。一切現場のことには口を出さない。 そんな「任せる経営」で、セシルマクビーは大きく飛躍した。
幅広い商品構成と接客
ギャルファッションは、どの店も個性的なデザインでテナント同士が競ってきた。 例えばかわいい系、カジュアル系、セクシー系は、それぞれの専門店で売られているのが普通だ。 しかしセシルマクビーはそのすべての幅広いデザインを持っている。 かわいくて、カジュアルでセクシーな商品など、お客はいろんなバリエーションが楽しめるのだ。 また店内には販売員が20人近くいる。歩き回って立ち止まることをしない。なぜか? すべてはマンツーマンで接客するためだ。悩んでいる客には1時間でも対応し、親切丁寧だ。 お客は高待遇な接客に思わす、買ってしまう・・・。 こうした努力がSIBUYA109で10年連続売上ナンバー1であり続ける理由だ。
ゲストプロフィール
木村 達央
- 1948年10月22日 東京出身
- 1955年学習院初等科に入学
- 1971年学習院大学経済学部を卒業、三菱商事に入社
- 1976年㈱デリカ(後のジャパンイマジネーション)に入社
- 1983年8月 取締役営業部長
- 1990年8月 代表取締役社長
- 2010年4月 代表取締役会長に就任
企業プロフィール
- 株式会社ジャパンイマジネーション
- 創業1957年7月 前「デリカ」(1946年父が新宿洋品店 開業)
- 株式上場:未上場
- 展開ブランド:全レディース 計8種
- CECELMcBEE セシルマクビー・ファビュラス セシルリンク
- Ristty Be RADIANCEa,g.plasquoi?quoi?rid.dle
- 売上高:206億円(10年1月)
女性のファッションは普通のおじさんにはわからない。だがしばらく前までは、信じがたいことに、百貨店などでおじさんが仕入れを担当していた。消費者の嗜好は、恐ろしい勢いで多様化している。わからないことはわかる人にまかせる、簡単そうで、でも非常にむずかしいことを木村さんは実行して、成功した。

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