カンブリア宮殿

村上龍×経済人

毎週木曜日1000分 ~1054

テレビ東京系にて放送中

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2012216日 放送

時代を捉える変革力とぶれない信念だけが勝利を生む

  • はせがわ 会長 (はせがわ ひろかず)

震災による"家族"への回帰、そして"写経ブーム"など、いま、心の安らぎを強く求め始めている日本人。
そんな中...仏壇業界で唯一の上場企業、しあわせ少女の「なーむー」のCMで有名な「はせがわ」は、増収増益を叩きだしている。
かつて、死者450人の大惨事の現場に飛び込み、遺族に仏壇の必要性を説いて回ったという、信念の男・長谷川裕一は、不可能といわれた仏壇店のチェーン化と工業化を達成。
そして、それまで仏壇作りの独壇場だった本場・京都に挑み、国宝修復の仕事をするまでに育て上げた。その時代を捉え続ける変革力と、一方でぶれない商いへの信念が、勝利を生んだ。激変の時代に、成長を続ける、驚きの経営論を聞く。

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社長の金言

  • 経営とは 変化に対応すること
  • お役に立てば 利益は生まれる
  • RYU’S EYE

  • 座右の銘

放送内容詳細

必要な人々に仏壇を!炭鉱事故からの攻勢

遺族が生きるためにも手を合わせる“場所”が必要だ…会長の長谷川裕一には、そんな信念がある。長谷川にとって大きな転機となったのは、福岡県の実家近くで起きた1963年の三井三池炭鉱爆発事故。500人近い死者を出した大惨事だった。だが3日後、長谷川は現場へ赴き「遺族に仏壇は必要だ」と訴え、遺族から感謝されたという。一方で、当時は高級車並みだったという仏壇の価格。これを何とか下げたいと自社での大量生産を目指したのが、福岡発で最強の仏壇チェーンとなった、はせがわの原点だ。

知られざる仏壇の世界…超保守的業界に革命!

仏壇づくりの“本場”とされてきた京都。その技術を研究し尽くしたはせがわは、1984年、京都本願寺の須弥壇(国の重文)修復を受注。京都の独壇場だった分野を切り崩す。信仰や伝統を重んじる仏壇業界だけに、それはまさに革命的なことだったという。一方、会長の長谷川が社内で繰り返し語るのは、「脱皮し変革しないものは滅ぶ」ということ。超保守的な業界における企業の変革とは?

究極の接客術!売らずに売れ!

昨今、多くの仏壇屋が価格競争を商売の中心に据える中、はせがわは徹底的に“客の心に寄り添う”接客で、絶大な信用を得ている。はせがわの接客は、仏壇購入なら平均2時間。その間、仏具の1つ1つまで、故人にはどういうものが相応しいのか、豊富な商品知識と共に、時間をかけて決めて行くのだ。そこに息づくのは、先代の創業者より受け継いだ「モノじゃなく、真心を売れ」という理念。毎年1回、はせがわでは、そんな理念に磨きをかけるため、接客コンテストを行う。問われるのは「いかに売らずして、売るか」。究極の商いの術とは。

ゲストプロフィール

長谷川 裕一

  • 1940年福岡生まれ。父は直方(のおがた)市で仏壇屋を営む。
    63年龍谷大卒、長谷川仏具店に入社。三井三池炭鉱事故に遭遇。
    その後、仏壇販売のチェーン化と、製造の効率化に取り組む。
    78年、東京の仏壇普及率の低さに注目、九州から一気に関東進出。82年社長就任。94年大阪に上場。仏壇業界唯一の上場企業に。90年代後半には、墓石の販売にも乗り出し、今では年間5800の墓所を売る。仏壇は全国116店舗で年間2万5千基を販売。業界2位(年商50億円)を大きく引き離す、最強の企業である。

企業プロフィール

村上龍の編集後記

仏壇をバックにゲストと話すのははじめてだったが、不思議に気持ちが落ちついた。 なぜわたしたちは故人や祖先を祀る祭壇を必要とするのだろうか。キリスト教など他の宗教を除いて、わたしたち日本人は、仏壇を通し、故人や祖先と向かい合い、あるときは対話をして、亡くなった人の思い出を心に刻みつける。また、生命と、大いなるものへの畏怖の念を育てる。 長谷川さんは、異様に元気な方だった。明るいオーラに充ちていた。他者に感謝し、その恩に報いるという理念が、エネルギーの源泉なのだろう。

村上龍の編集後記画像

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社長の金言

  • 社会問題を解決する ビジネスは伸びる

    サラヤ 社長更家 悠介

  • 人ができないこと 嫌がることをやる

    シャトレーゼホールディングス 会長齊藤 寛

  • 個性こそ最大の武器

    メロウ 共同代表石澤 正芳

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ご注意下さい

最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「カンブリア宮殿」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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