カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

バックナンバー

2012315日 放送

安さよりも"感動"を!
圧巻の品揃えで客を呼ぶ急成長スーパーの秘密

  • エース 社長 (きたの・ひでお)

節約志向が今なお続き苦戦をする小売業界の中で、急成長している企業がある。全国に49店舗のスーパーを展開する「エース」だ。その特徴は、客を圧倒する品揃え。関西から関東に進出して10年。無名のスーパーは、今や東京スカイツリーのショッピングセンター「東京ソラマチ」に出店するまでに急成長した。社長の北野が目指すのは、安さよりも「買う楽しさ」、量よりも「質」を売る個性派スーパー。その豊富な品揃えは一体どうやって実現しているのか?エースが作り上げた、客を飽きさせない驚きの仕掛けに迫る。

カンブリア宮殿公式アカウントはこちら

社長の金言

  • 365日の努力が感動の店をつくる
  • RYU’S EYE

  • 座右の銘

放送内容詳細

レトルトカレー350種類!客を感動させる店作り

「この店には毎日寄ります」「ここに来ると何か発見があるんです」。主婦たちが嬉しそうに話す店とは、スーパーの「エース」。野菜、肉、魚というスーパーの“顔”であるはずの生鮮品は一切置かず、グロッサリーと呼ばれる日用食品を中心に揃える。驚くべきはその品揃えの凄さ。例えば東京・調布の店には、醤油だけでも140種類、ドレッシングは195種類、レトルトカレーは何と350種類!他にも、東京ではなかなかお目にかかれない、全国のこだわりの逸品が勢揃い。決して安い品ばかりではないが、客を感動させる店づくりと選べる楽しさで、お客を魅了し続ける急成長のスーパーなのだ。

他にはない質と品揃えの裏に…知られざる攻防戦!

実はエースの品揃えは、各店舗によって大きく違う。例えば高齢者の多い浅草店は「和菓子」が豊富。駅の中に出店する大宮店は、通勤途中に立ち寄る人たちをターゲットにした「弁当」や「総菜」を多く取り揃えている。その品揃えを決めるのは、実は各店舗の店長たち。一般的なスーパーでは、本部が一括仕入れをして店に置くのが普通だが、エースでは「お客の欲しい物は店が一番知っている」をポリシーに、仕入れは店に任せている。 “多品種少量”しかも、全国の珍しい品々。エースにはそれを実現する、独特の仕入れの仕組みがある。商品バイヤーが新たな商品を見出し、それを「社内商談会」の場で店長が買い付けるのだ。売り込む「バイヤー」vs売れる商品を見極めたい「店側」。“真剣勝負”の現場を追う!

「倒産の危機だった…」激安スーパーからの大転換

「エース」の本社は兵庫県尼崎市。その始まりは、実は「激安」を売りにした大型スーパーだった。しかし、90年代に入ると近隣に大手ショッピングセンターが次々と進出し、経営が悪化。 「このままでは倒産してしまう…」社長の北野は大勝負に出る。それが、安売りをやめ品揃えを売りにした、現在の店舗の始まりだった。1号店出店は10年前のこと。だが当初は赤字続きで、関西の店舗の黒字を食うだけの日々…。 だがある日、北野のもとに大手デパートの幹部が訪れる。「うちに出店しませんか」。ここからエースの起死回生の挑戦が始まった!

ゲストプロフィール

北野 秀雄

  • 1950年兵庫県伊丹市生まれ
  • 1983年父の後を継ぎ、社長就任
  • 2002年関東にグロッサリー専門店を初出店
    10年間で全国に計49店舗に拡大
  • 2012年5月 東京スカイツリーのショッピングセンター「東京ソラマチ」に50店舗目を出店予定

企業プロフィール

  • 創 業:1962年
  • 本 店:兵庫県尼崎市
  • 年 商:206億(2012年2月期 見通し)
  • 店 舗:食品スーパー、グロッサリー専門店を計49店
  • 従業員:1020人(うち社員190人)

村上龍の編集後記

ゲストの資料を読み、スタッフとミーティングをしていて、いつも思うことがある。 「今、ここまでやらなければ企業として生き残れないのか」 エースの北野さんと話していて、とくに強くそう思った。消費者の多様化は極限まで進んでいる。北野さん率いるエースは、商圏規模、地域の特性と経済力、消費性向などの違いを見極め、現場主導で、まるっきり違う店舗を演出する。蓄積された情報と、失敗を含めた体験に裏打ちされたそのビジネスモデルは、おそらく他の誰にも真似ができない。洗練の極地、ではないだろうか。

村上龍の編集後記画像

バックナンバー

ご注意下さい

最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「カンブリア宮殿」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。