カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2014213日 放送

地域NO.1戦略で勝つ 異色外食チェーン "家族""従業員""地域"のココロを掴む「幸せ経営術」!

  • 坂東太郎 社長 (あおや・ようじ)

外食不況と呼ばれ、低価格を売りにしたファミリーレストランチェーンが台頭する中、平均客単価1400円と高価格ながら、成長を続ける異色のファミレスがある。北関東・茨城県を中心に68店舗を展開する和食ファミレスチェーン「ばんどう太郎」だ。客の多くが、祖父母から孫まで連れだった3世代の家族。1番人気の「みそ煮込みうどん」からお寿司まで、100種類以上ある豊富なメニューも人気の要因だが、それ以上にお客を魅了するのが、『3世代全員が満足する居心地が良い店作り』にある。熱烈なリピーターを育て上げてきた知られざるファミレスチェーン。効率化を求めず、競合と競争しない独自経営には、人々を"幸せにしたい"という、創業者の熱き思いが秘められている。

社長の金言

  • お客が喜べば非効率でも構わない
  • RYU’S EYE

    RYU’S EYE
  • 座右の銘

    座右の銘

放送内容詳細

非効率経営で“家族”の心を掴むファミリーレストラン

「ばんどう太郎」には、ファミレスでありながら、接客の全てを取り仕切る“女将さん”がいて、客の出迎えや見送りを行い、ときには常連客の話相手にもなる。また子供用メニューには、「子供がテーブルを汚すことを気にしないでください」と書いてあり、子供や孫を連れた客でも気兼ねなく過ごせるようになっている。 メニューは100種類以上、しかも全て、店内で調理。精米も店内で行い、そのぬかを使って特製のぬか漬けも作るなど、手間ひまを惜しまず、人件費やコストを度外視したこだわりの料理を行っている。さらに孫が祖父母に手作りケーキをプレゼントする為の専用厨房や、法事や生後100日で行う“お食い初め”など、家族に寄り添うイベントを行うことができる。効率や利益よりも客の幸せを追求する“非効率経営”で勝ち続ける「ばんどう太郎」。その強さの秘密を徹底解剖する!

目指すは“幸せ日本一企業”従業員をやる気にさせるファミリー経営

中学を卒業後、蕎麦屋に弟子入りした青谷は、24歳で独立。「売上日本一」を目指して売上第一主義の経営を進めた。しかし利益を優先するあまり、退職者が続出。労働力を失い倒産の危機に陥った。 追い詰められた青谷の耳に聞こえてきたのが、「働いている人が幸せじゃないから人が辞めていくんだ」という母の声だった。これきっかけに目標を「売り上げ日本一」から「幸せ日本一」へと変更。パート女性を「女将さん」とする独自システムや個人表彰など、従業員のやる気を引き出す取り組みを次々と導入した。従業員を家族のように思い、幸せを追求する企業へと変わった坂東太郎。従業員も喜ぶファミリー経営に迫る!

地域の幸せまで追求する“幸せ経営”

坂東太郎の食材の多くは地元・茨城の契約農家から調達している。しかも仕入れ値は相場よりも高くするなど、自社だけではなく、地域一丸となった成長を考えているからだ。だから、取引業者も忌憚のない意見や苦言を青谷にぶつける。企業は単独では成長できない。地域への恩返しのために青谷が目指す“幸せ経営”の真骨頂に迫る。

ゲストプロフィール

青谷 洋治

  • 1951年6月茨城県生まれ
  • 1975年4月そば・うどん店を創立
  • 1986年うどん・寿司のファミリーレストラン化
  • 1990年社名を坂東太郎に変更

企業プロフィール

  • 株式会社 坂東太郎
  • 本社:茨城県古河市高野540-3
  • 店舗数:68店舗(直営65店、FC3店舗)
  • 売上高:76億円
  • 従業員数:正社員195人、その他1745人

村上龍の編集後記

どうすればお客が喜ぶか、従業員が幸福になるか、そのことを徹底的に考え抜き、伝え続けることで、「坂東太郎」は成功した。ただし、相手の身になって、人の喜びや幸福をイメージすることは、実は、大変にむずかしい。同情や優しさといった情緒的な思いではなく、この場合人はどう感じるだろうという想像力が、何よりも必要だからだ。昔から、苦労人といわれる人が成功する確率が高いのは、自らの苦労を原型として、他人に対し慈しみを抱くことができるからだと思う。「自分は親孝行ができなかったから」青谷さんはそう言う。だが、お客と従業員に、つまり世の人々に、多大な喜びと幸福をもたらす、それ以上の親孝行は他にない。

村上龍の編集後記画像

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