カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2016331日 放送

万物を動かすチェーンを極めて100年!
世界NO.1の強さを生む挑戦&突破力!

  • 椿本チエイン 会長 (おさ いさむ)

誰もが知っている回転寿司やジェットコースター、自動車エンジンに製鉄所...世の中の様々な場所で「ものを動かす」ために、必要不可欠とも言われる「チェーン」。ダヴィンチが発明したと言われるこのチェーンを、1年間に長さ2万5000キロも製造する、産業用チェーンの世界トップメーカーが大阪に本社を置く、椿本チエインだ。実は、この椿本の強さを支えてきたものこそ、創業者・椿本説三に始まるチャレンジャースピリットにあった。世界を驚かせ続ける椿本チエインの挑戦力と突破力の真髄に迫る。

社長の金言

  • “日本発”ではなく
    現地で共につくる
  • RYU’S EYE

  • 座右の銘

放送内容詳細

最強すぎるチェーンメーカー!世界の「TSUBAKI」

ATMの内部などに使われる極細チェーンから、製鉄所で高温の鉄を運ぶ巨大チェーンまで…実に2万種類ものチェーンを製造する椿本チエイン。世界でも、ここまで多種多様なチェーンを作るメーカーは存在しない。しかも、その強さは圧倒的。自動車エンジンに使われるチェーンでは、国内の10台中7台が椿本チエインの製品を使用しているという。そんな椿本は、常に全く新しいチェーンを生み出すことで、ビジネスを拡大してきた。例えば、2本のチェーンをジッパーのように噛み合わせ、硬い1本の棒状になるジップチェーン。自動車工場やコンサート会場などで、重量物の昇降機として広く使われるようになった。さらに業界トップに甘んじることなく、10年ごとに基本商品であるローラーチェーンを進化させ続けるプロジェクトを実施、業界を牽引してきた。顧客が必要とするチェーンをきめ細かく開発し海外市場もつかむ、椿本チエインの強さの秘密に迫る。

新市場に挑め!椿本説三に始まるチャレンジャースピリット

1917年、大阪で自転車用チェーンメーカーを創業した椿本説三。椿本は、新市場に果敢に挑む挑戦心の塊のような男だった。創業時から作ってきた自転車用チェーン。それを創業わずか11年で撤退し、将来性が見込める産業用チェーンにビジネスを転換。さらにその8年後にはチェーン技術を足がかりに、大規模な工場用コンベアプラントの分野に挑戦、現在の搬送システム事業の礎を築く。1951年には、アメリカ攻略を開始し、いち早く海外事業を軌道に乗せた。現会長の長は、そんな創業者・説三のチャレンジャースピリットを色濃く受け継ぐ男…今、果敢に挑むのは医療分野。東大に設立されたバイオバンクジャパンと協力し、ガン細胞の組織標本をマイナス150度で大量に保存できるラボストッカーの開発に成功。医療研究に大きな効果を期待されている。全自動制御の内部には、椿本が培ってきた搬送システムのノウハウが詰まっている。さらに、完全自動化野菜工場の搬送システム開発にも着手、新市場を開拓する説三の精神は生き続けている。椿本チエインを世界トップメーカーに育てた創業者のチャレンジャースピリットと、その進化を取材した。

ゲストプロフィール

長 勇

  • 1949年生まれ
  • 1971年椿本チエイン入社 搬送設備部門を歩む
  • 2000年本社 人事部長
  • 2009年取締役社長就任

企業プロフィール

  • 本社 :大阪市北区中之島3-3-3
  • 創業 :917年 (椿本説三)
  • 年商 :1967億円(15年3月期)
  • 従業員:7398人(15年3月・連結)

村上龍の編集後記

チェーンとはもともと「鎖」という意味だが、椿本が開発・製造しているのは、そんな単純なものではない。動力を伝え、モノを移動させ、結果的に、物流のさまざまな階層に関与する。「脱日本発のグローバル化」「高品質な商品を作れば売れる、はもう古い」長さんの言葉だが、はじめて聞いた気がする。椿本の、モノの移動と仕分けのシステムは、まるでSF映画を見るようだった。世界市場を知る企業ほど「日本発のもの作り」にこだわらない、この現実をどう考えればいいのだろう。

村上龍の編集後記画像

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