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2021年5月27日 放送
コーヒー文化の鍵を握る
100年企業の次なる挑戦
- キーコーヒー 社長 柴田 裕(しばた ゆたか)
「コーヒーは日本人の新しい食文化の扉を開くカギだ」と、100年前からコーヒーの卸業を始めたキーコーヒーは、一流ホテルやマクドナルドのコーヒーにも使われている。さらに、コロナ禍でも新たなコーヒー文化を築こうと、自社ブランドのセルフ式カフェの出店攻勢をかけたり、家飲み需要にも応えたりしている。その最大の武器となるのは、幻のコーヒーとも言われた「トアルコトラジャ」というブランド豆。一度は滅んだと思われていた名品を、インドネシアの自社農園で復活させた。日本にコーヒー文化を根付かせ、更なるコーヒー発展のカギを握る100年企業の老舗、キーコーヒー4代目の奮闘を追う。
RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
創業101年目 4代目の挑戦
東京西新橋に評判の「キーズカフェ」という店がある。一杯280円の人気のコーヒーは、特別な製法の豆を使っているという。それが“氷温熟成”という0℃以下のギリギリ凍らせない温度でコーヒー豆を寝かせる技術。この製法だとアミノ酸が増え、コクがあるのにまろやかな味に仕上がるという。このキーズカフェの運営は鍵のマークで知られる、キーコーヒー。創業100年の老舗企業だ。このキーコーヒーが取り扱うコーヒー豆は、全国の喫茶店やスーパーなどだけでなく、あのマクドナルドの100円コーヒーや、一流ホテルでも愛用されている。その老舗100年企業の4代目社長の柴田裕は、六本木にある「アマンド」の買収や全国に展開する喫茶チェーン「銀座ルノアール」との資本提携などを通じて、喫茶店の復権とコーヒー文化の更なる発展に向け奔走する。
幻のコーヒー!トアルコトラジャとは…
世界で唯一キーコーヒーが扱っている「トアルコトラジャ」という高級豆。かつて、幻のコーヒーと呼ばれた逸品で、コーヒー通からも評判が高い。そのトアルコトラジャはインドネシアの中部にある島のトラジャ地方、標高1000メートルの高地でしか採れないという。キーコーヒーは1970年から8年かけて、地元の人たちの協力を得て自社農場を開拓。すべて手積みで丁寧に選り分けられた豆だけで作られるという。発売から43年、今ではキーコーヒーを代表する逸品でコーヒー通が集う喫茶店には欠かせない商品になったという。
ゲストプロフィール
柴田 裕
- 1964年神奈川生まれ
- 1987年入社 購買、営業、経営企画と進み上場プロジェクトに参加。慶応大学院でMBA取得
- 2002年創業家4代目社長に就任 M&Aでアマンドなど買収、業容を拡大
企業プロフィール
- 本 社:東京都港区西新橋2-34-4
- 創 業:1920年
- 設 立:1952年
- 売上高:約526億(2021年3月期、連結)
- 従業員数:1,078人(同上)
※インドネシア・スラウェシ島に自社農園
ブルーの地に黄色いカギのイラストを組みあわせたロゴマーク。このマークの原型を昭和3年に決めた創業者は「コーヒーが日本人の新しい食文化の扉を開くカギだ」という思いを込めた。当時、日本は「集中して」内外に目を向けようとしていた。集中しなければ、そして行動しなければ何も得ることができなかった。スーパーもコンビニもない時代、冒険が当然だった。しかし、朝のコーヒーの香りは格別だ。まさに、何か扉が開いたような、そんな香りだ。

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