カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2021812日 放送

新浪流「やってみなはれ」の神髄

  • サントリーホールディングス 社長 (にいなみ たけし)

サントリーが好調だ。2018年、清涼飲料ブランドで28年間トップを走ってきたコカ・コーラシステムの「ジョージア」を抜いて、サントリーの「天然水」が販売量トップに立った。サントリーを率いるのは、2014年に創業家以外で初めてトップに就任した新浪剛史。新浪は創業以来の理念"やってみなはれ"を加速させることで、次々と新商品を生み出している。さらに、サントリーが買収したアメリカのビーム社の舵取りでも辣腕を発揮。保守的だった社員たちの意識を変え、売り上げも大幅にアップさせた。国内でも海外でも成果をあげる、新浪流"やってみなはれ"改革に迫る!

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社長の金言

  • やり抜けば人も会社も成長する
  • RYU’S EYE

    RYU’S EYE
  • 座右の銘

放送内容詳細

新浪流“やってみなはれ”

ここ数年、挑戦的な商品を次々と投入して話題となっているサントリー。ペットボトルでコーヒーを飲む「クラフト・ボス」。若者向けのウイスキー「知多」。3種の和素材を使用したジャパニーズジンの「翠」。さらに、業界に先駆けて発売した「レモンサワーの素」は、コロナ禍の家飲み需要にもマッチして大人気に。緑茶の「伊右衛門」は大胆にリニューアルして売り上げがアップした。好調の背景にあるのが、新浪の経営方針にある。2014年、創業家以外の人物として初めてサントリーのトップに立った新浪。伝統の“やってみなはれ”精神を受け継ぎ、さらに加速させている。100年以上の歴史をもつ巨大老舗企業を任された、新浪流“やってみなはれ”とは?

アメリカの社員も“やってみなはれ”!

新浪は三菱商事出身、アメリカのハーバード大学でMBAを取得している。その後、業績を落としていたローソンの立て直しを託され、43歳の若さで社長に就任。大胆な改革により11年連続で営業増益を果たした。そうした実績を買われて、サントリーから熱いラブコールを受けて社長に就いた新浪。最大のミッションはグローバル戦略の加速だった。当時、サントリーはアメリカのビーム社を買収したばかり。ビーム社は200年以上の歴史を持つ老舗企業で、蒸留酒の事業規模では世界3位とサントリーを上回る。社員のプライドも高く、統合は一筋縄ではいかなかった。新浪は“やってみなはれ”など企業理念をグループ全体に浸透させるため、「サントリー大学」を設立。また、「やってみなはれ大賞」を創設して、世界中の社員たちに新たな挑戦を促した。保守的だったビーム社の社員たちも徐々に変化。日本でヒットしたハイボールをアメリカでも売り始めるなどし、ジムビームの販売量は統合前の2倍以上に伸びた。海外の老舗企業も掌握する、新浪流の経営術とは?

ゲストプロフィール

新浪 剛史

  • 1959年横浜市生まれ
  • 1981年三菱商事入社
  • 1991年ハーバード大学経営大学院でMBA取得
  • 2002年ローソン社長に就任
  • 2014年サントリーホールディングス社長に就任

企業プロフィール

  • 本 社:東京都港区台場2-3-3
  • 1899年鳥井信治郎が鳥井商店を創業
  • 2009年サントリーホールディングス株式会社設立
  • 年 商:2兆3,676億円(20年12月期)
  • 従業員:40,044名(20年12月現在)

村上龍の編集後記

「やってみなはれ」という言葉には参った。当初「やってみろ」という「命令」だと思った。「あんたの好きに」という枕詞が必要だと考えた。「あんたの好きに、やってみなはれ」と続く。ところが「あんたの好きに」というニュアンスが、「やってみなはれ」に、すでに含まれていることに気づいた。発案者・企画者は、「やりたい」のが大前提だ。「それならやってみなはれ」となる。言われたほうは逃げ場がない。徹底的に追い詰められる。魔法の言葉だ。

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