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2021年10月14日 放送
スノーピーク
「都会でキャンプ」の新戦略
- スノーピーク 会長 山井 太(やまい とおる)
いま「大人の遊び場」が東京に続々出現している。豪快なキャンプ料理が楽しめるレストランに、気軽に焚火が楽しめる「焚火ラウンジ」。手掛けるのはスノーピークだ。「スノーピーカー」と呼ばれる熱狂的ファンも多いアウトドアブランドだが、キャンプ用品の開発にとどまらず「都会でキャンプ」をキーワードにさまざまな事業を仕掛けていた。コロナ禍でも絶好調、年商約167億円を誇る。
RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
キャンプ人口を増やす!
スノーピークが、縁のない人たちにもキャンプに関心を持ってもらおうと始めたのが「都会でキャンプ」戦略。東京・町田に、野趣満点のキャンプ料理がダッチオーブンで提供されるアウトドアレストランをつくった。食器や椅子にもキャンプ用品を使う徹底ぶりだ。また、東京・昭島には「焚火ラウンジ」という、2時間5500円で焚火が気軽に楽しめる施設をオープン、2か月先まで予約が埋まっているという。さらに、三井不動産がスノーピークと組んで、敷地内でキャンプができるタワーマンションを開発していた。
親子三代のこだわり
スノーピークは山井の父・幸雄が創業、現在は山井が会長、娘の梨沙が社長を務める。実は、三人三様のこだわりが会社を強くしてきた。1958年、金物問屋として創業した幸雄の趣味は「登山」。当時の道具に満足できず「欲しいものは自分でつくる」とオリジナルの登山用品を開発、これを販売すると当たった。息子の山井は子供のころから「キャンプ」が大好き、「納得するものしかつくらない」とキャンプ好きならではの目線でこだわりの商品を開発、飛ぶように売れる。さらに、現社長の梨沙の強みは「ファッション」。アパレル事業に参入するが、機能性とデザイン性を兼ね備えた商品は、キャンプに関心のない人たちの心もつかんでいた。
ゲストプロフィール
山井 太
- 1959年新潟県三条市生まれ。
- 1982年明治大学商学部卒。卒業後、外資系商社に就職
- 1986年家業のヤマコウに転職
キャンプ用品の開発を手掛け、独自の戦略で事業拡大 - 1996年代表取締役社長に就任
- 2020年代表取締役社長を娘の山井梨沙に譲り、代表取締役会長に就任
企業プロフィール
- 設 立:1958年7月
- 資本金:27億7,931万円
- 従業者数:社員509人(契約社員、パートタイマー、派遣社員を除く)
- 売上高:167億6,458万円(2020年1月1日~2020年12月31日)
「好き」には幅がある。アウトドア派でも「川辺のBBQが好き」から「キャンプを奪われたら死んでしまう」までいろいろだ。山井さんは、親子3代「奪われたら死ぬ」派だ。父親はロッククライミングで、山井さんはキャンプ、娘さんで現社長の梨沙さんはファッション。「奪われたら死ぬ」派の特徴は、奪われても死なない人々のことがよくわかるということだ。2時間で5500円で焚き火を味わう人々の気持ちがわかる。そして、そういう人々に対し優しい。

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最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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