カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2022811日 放送

大復活の"どん底"メーカー
熱烈ファンを作る極意

  • ヤッホーブルーイング 社長 (いで なおゆき)

東京・恵比寿に人気のレストランがある。特徴は料理とビールのマッチング。まるでワインのように、料理に合わせて個性豊かなクラフトビールを味わえる。10種類ほどあるこの店のビールを作っているのが、ヤッホーブルーイングという小さなメーカーだ。かつて倒産寸前に陥ったが、見事に大復活。ビール市場が縮小を続ける中、19年連続で増収を続けている。実は成長を支えているのは、"熱烈ファン"たち。その裏に、客の心を掴んで会社自体のファンにする、独特の戦略があった!

  • 未公開インタビュー

    未公開インタビュー
  • 座右の銘

放送内容詳細

19年連続で増収!その秘密は“熱烈ファン”にあり

「よなよなエール」「インドの青鬼」「水曜日のネコ」…。ユニークなネーミングと個性的な味で人気のクラフトビールメーカー「ヤッホーブルーイング」。大手が作るビールとは異なる、個性的な香りと味で人気だ。その味の虜になる客が多いが、ヤッホーという会社自体の“熱烈ファン”になる人が多いのも特徴だ。実はその裏には、“熱烈ファン”を作ることによって、長期的な売り上げを安定させようという戦略がある。社員たちが手作りで定期的にファンイベントを開催。また、SNSの投稿に丁寧に対応するなど、地道な努力でファンを拡大。イベントの参加者数が増えるのに比例して、売り上げも増えていったのだ。ただのビールメーカーではない、エンターテインメント会社を目指すという、ヤッホーの“オンリーワン戦略”に迫る。

“どん底”からの大復活劇

1994年の酒税法改正により巻き起こった地ビールブーム。その追い風に乗ってヤッホーブルーイングは誕生した。創業したのは「星野リゾート」を率いる星野佳路。当時、長野県の広告代理店で星野リゾートを担当していた井手は、星野に誘われて入社した。しかし、創業から5年ほどで地ビールブームは終焉。倒産寸前まで追い詰められた。苦悩する井手の目に留まったのは一通の手紙。送り主は「楽天」の創業者、三木谷浩史だった。「一緒にインターネットで世界を目指しましょう」。井手はその言葉に賭け、当時まだ珍しかったネット通販に尽力。ユニークな企画を連発して売り上げを伸ばしていった。

異業種からの相談が相次ぐ

近年、ヤッホーブルーイングには、異業種の企業から様々な相談が舞い込んでくる。注目を集めているのは、井手が築いてきたフラットな企業文化だ。社員同士がコミュニケーションを密にし、自由活発にアイデアを出し合うことで、成果をあげる。組織の作り方を学びたいというのだ。さらに、2023年春に完成予定の北海道日本ハムファイターズの新球場建設プロジェクトにも参画することになった。

ゲストプロフィール

井手 直行

  • 1967年福岡県出身
  • 1988年国立久留米高専卒業
    大手電気機器メーカー入社
  • 1997年ヤッホーブルーイング入社
  • 2008年社長就任

企業プロフィール

  • 本 社:長野県佐久市小田井1119−1
  • 設 立:1996年
  • 従業者数:200人(2022年6月現在)

村上龍の編集後記

プレモルしか飲まないと私が言うと、少しでいいですから飲んでくださいと井手さんは言った。商品に自信があり、謙虚な人だという印象を持った。ヤッホーブルーイング、成功したら、次にはひどい失敗が、という感じだった。でも辞めなかった。人差し指でしかキーボードを打てないのに、PCで商品の紹介文を書き、1メートルの長さになって、それが売れた。そういうことの繰り返しで、結果的に日本一のクラフトビールになった。プレモル以外のビール、飲んでみようと思っている。

村上龍の編集後記画像

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