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2022年10月6日 放送
借金4億円を背負った男
愛と執念の経営術!
- ひまわり市場 社長 那波 秀和(なわ ひでかず)
資金力のある強いスーパーが商圏を拡大する一方、コロナ不況で淘汰を余儀なくされる地方のスーパーは少なくない。さらに、ネット需要が増え、対面で物を買う機会が失われ実店舗は窮地に立たされている。そんな世の中のトレンドに逆行しながら、お客と熱く向き合い続けるスーパーが八ヶ岳の麓にあった。品質の良い商品をひたすら追求しながら『生きた人間が生きている人間に生きた商品を売りたい!』を信念に突き進む経営者。倒産寸前で瀕死の状態から他県から客が押し寄せる超人気店に様変わりした、ローカルスーパーの信念の経営術に迫る!
放送内容詳細
何度行っても飽きない!食のワンダーランド
コロナ禍で地方のスーパーが苦境を迎える中、一際活気を見せているのが、八ヶ岳の麓にあるローカルスーパー、「ひまわり市場」だ。元々は安さがウリのどこにでもあるスーパーだったが、2011年に那波が社長就任後、思い切った経営改革に踏み切る。安売り主義を廃止し、品質にとことんこだわるやり方に転換。目利きに長けたバイヤーを集めることで、都会の高級スーパーも顔負けの全国の選りすぐり商品を取り扱うようになっていく。鮮魚コーナーでは、“海なし県”にも関わらず、「ノドグロ」など貴重な天然魚が人気を得たり、精肉コーナーでは、上質な「上州牛」のあらゆる部位がずらりと並べられている。さらにオリジナル商品も開発。土日限定で各100個販売される「歴史的メンチカツ」は、松坂牛7割と鹿児島産ポーク3割で手作りした贅沢メンチ。これを目当てに他県からもお客が殺到し、店の前に車の大渋滞をおこすほどの大人気商品となった。いい商品を取り揃えるだけでなく、とにかく客に手に取ってもらうための工夫も行っている。商品ごとに付けられた熱い文言が書かれたPOPは評判になり、さらに那波社長自ら行うマイクパフォーマンスが客たちの購買意欲を後押し。実演販売に似た軽妙で熱い想いが客を惹きつけていく。倒産寸前から客殺到の人気スーパーへと変貌させた、ひまわり市場の崖っぷち戦略に密着する!
絶対に諦めない!モーレツ社長の七転八倒人生
2001年、当時山梨の魚市場で鮮魚を扱っていた那波は、突然「ひまわり市場の店長をやってくれないか」と当時のオーナーからお願いされよく分からぬまま入社。しかし店へ行くと、そこは仕事を全くしない古参社員たちの巣窟になっていた。「お前に何ができるの?」と目の敵にされるも那波はなんとか立て直そうと全ての商品の陳列、発注も1人で1年間やり続けた。それをきっかけに手伝ってくれるスタッフが徐々に増え、居づらくなった古参の社員はみんな辞めていった。しかし、経営状態は良くならないまま2011年に那波は店長から社長を任される。そこで4億円もの借金があることが発覚。「とにかく売り上げを上げるしかない」と躍起になるも、店は競売にかけられてしまう。そこで救いの神となったのが、当時いろんなアドバイスをくれていた1人の弁護士だった。「個人資産で店を買い取り、経営を那波さんに任せる」と申し出てくれ、その温情に那波は必ず恩返しをしようと死に物狂いで働く。どこにも売っていない良い品を集めようと東京の名だたるスーパーを視察したり、成城石井の元バイヤーのもとに飛び込み、品質のいい商品を集めるやり方を教わった。その結果、社長就任から10年で年商は10億円を突破。4億円の借金も返済し、今では全国の業界関係者から注目を集め、連日店に見学に訪れるほどに成長を遂げたのだった。
ゲストプロフィール
那波 秀和
- 1969年 大阪府出身
成蹊大学卒業後,ヤオハンジャパンに就職 - 2001年ひまわり市場に入社
- 2011年2代目代表取締役社長に就任
企業プロフィール
- 住 所:山梨県北杜市大泉町谷戸2008
- 創 業:1980年(昭和55年)
- 売上高:12億円
- 従業員:46名(うちパート14名)
那波さんからプレゼントがあった。ワインと生ハムとおかき。ワインと生ハムは、わたしの好みとわかるが、おかきにはびっくりした。「最近、寝る前におかきに凝ってて」と、本当に、ごく親しい人にしか言っていない。那波さんは「徹底的に相手のことを知る」らしい。鮮度、品質に徹底的にこだわった商品を仕入れ、ポップであれ店内放送であれ、活かせるものはすべて活用し、魅力を客に最大限に伝える。しかも全社一丸となってやる。それで、個別にみんな楽しんでいる。

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