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2023年1月5日 放送
車ではなく未来を作れ!
生き残りをかけたホンダの挑戦
- 本田技研工業 社長 三部 敏宏(みべ としひろ)
『100年に一度の大変革期』と言われる自動車業界。脱炭素というキーワードと共に、世界各国でガソリン車の販売規制が相次ぎ、速やかな"電動化への転換"が迫られている。そんな激動の時代に国内2位の自動車メーカー・本田技研工業のトップになったのが、技術畑出身の三部(みべ)敏宏社長だ。三部は去年行われた社長交代会見の場で「電気自動車、燃料電池車の販売比率を2040年までに100%にする」と公言、世間を驚かせた。ホンダといえば、創業者の本田宗一郎がエンジン付きの自転車を作ったことに始まり、「エンジンのホンダ」として知られる自動車メーカー。日本メーカーとして初めてF1に参戦、3度の優勝を勝ち取る一方で、1972年に、アメリカの厳しい排ガス規制をクリアする新型エンジンの開発を世界で初めて成功させるなど、エンジンの技術力で世界を圧倒してきたメーカーだ。そんな「エンジンのホンダ」は、いかにして「脱・ガソリンエンジン」を目指すのか?大変革の時代を迎えた自動車業界で生き残りをかけるホンダの挑戦を追った!
社長の金言
- どうせやるなら「勝ち戦」につなげるTweet
放送内容詳細
第2の創業!新領域へのチャレンジを続けるホンダの舞台裏
世界では、エンジン車を作ったことのない新興メーカーが自動車事業へ参入が相次いでいる。2003年創業の電気自動車メーカーのテスラが、瞬く間に時価総額で世界一に立つなど、業界では新たな覇権争いが巻き起こっているのだ。しかし、ホンダは、その熾烈な競争が繰り広げられる電気自動車の開発で世界に後塵を拝しているのだ。そんな激動の時代にホンダのトップに指名された三部は、こうした厳しい現実にも怯んでいなかった。「変化の時代はおもしろい。リスクではなく、チャンスだ!」そう語って強気のスタンスを貫いている。いったい三部は、ホンダをどう生まれ変わらせるつもりなのか?これまで明らかにされなかった新生・ホンダが仕掛ける電気自動車の開発現場や新ビジネスの舞台裏を独占取材。三部が思い描く「新生・ホンダ」に向けた大改革の全貌に迫る!
生き残りをかけた改革!技術者集団ホンダが目指すものとは!?
ホンダの9代目社長に就任した三部も、歴代のホンダのトップと同じくエンジニアの出身。1987年に、ホンダに入社した後、花形部署のエンジン開発に配属され、30代でプロジェクトリーダーを任され、“世界初の極超低公害型エンジン(SU-LEV)”を作り出した、いわばエリート技術者だ。そんな三部は、ホンダの技術の中核でもある研究所から、主要事業である四輪と二輪の研究開発を切り離すなどの組織改革を推し進めてきた。社内外から不安の声があがる中、三部は、なぜ改革を進めたのか?その裏側にある、ホンダの真の狙いに迫る。
ゲストプロフィール
三部 敏宏
- 1961年大阪府豊中市生まれ
- 1987年広島大学大学院工学研究科を修了
本田技研工業に入社 - 2019年本田技術研究所 社長に就任
- 2021年本田技研工業 社長に就任
企業プロフィール
- 会社名:本田技研工業
- 設 立:1948年
- 本 社:東京都港区南青山2-1-1
- 売上高:14兆5,526億円
- 従業員数:204,035名
トヨタ・ダイハツ・日野・マツダ・スズキのトヨタグループと、日産・三菱自の仏ルノー連合に対し、孤高のホンダも、米GMとの連携を強化した。エンジンがなくなるという危機感の中、研究所でエンジン開発研究に関わってきた三部さんが、社長に就任した。うっすらと生えた無精髭が苦悩を表していたが、ホンダスピリットは健在だった。何とかするという明るい精神だ。ホノルルマラソンに出るのを楽しみにしていた。楽しんで欲しいと思った。エンジンのホンダが、エンジンのない車を考えなければならないのだ。

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