カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2023720日 放送

躍進する小泉成器
二刀流ビジネスの舞台裏

  • 小泉成器 会長 (たなか ゆうじ)

パナソニック、日立などの大手をはじめ、アイリスオーヤマやシロカなど強豪メーカーがひしめく家電業界。そんな中、一風変わった尖った商品で人気なのが、あまり聞かない「コイズミ」というブランド。どこにも負けない風量で速乾させるドライヤー『モンスター』や、卵6個を一気にゆで卵にすることができる『エッグスチーマー』など、他とは一線を画した家電で人気だという。中でもドライヤーの売上はパナソニックに次ぐ2位というから驚きだ。この「コイズミ」ブランドを手掛けるのは大阪に本社を構える小泉成器という会社。実は小泉成器、メーカーとしてだけでなく、国内外の有名ブランドの販売代行としての卸の顔も持つ。まだ日本市場に出回っていなかったノンフライヤーやソーダストリームなどを世に送り出し、ヒットさせてきた。この業界に類をみない"メーカーと卸"の二刀流を強みに、数々のヒットを生み出している小泉成器の生き残りをかけた戦略を紐解く。

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放送内容詳細

一部の客から絶大な人気!「あったらいいな」を実現する特化型家電

多機能・高性能に拘った家電製品が多い中、小泉成器の商品は、“大風量に特化した”ドライヤーや“ゆで卵を作ることに特化した”エッグスチーマーなど、とにかく何かに特化した、いわば“一芸家電”が多い。実は小泉成器は、大手のような最新技術を駆使したような商品は少ない。しかも幅広い層をターゲットにするのではなく、大手が狙わないような一部のニッチなニーズを狙うのが特徴。“朝の忙しい時に家事を時短したい人”のために目玉焼きとトーストが一度に作れる『目玉焼き付きオーブントースター』や、“外でもどこでも好きなときに新鮮なスムージーが味わいたい人”のための持ち運びもできる小型の『コードレスミキサー』など、一部の人の「あったらいいな」に特化させる商品が、お客の心を掴んでいるという。そんな商品の企画開発を一手に担っているのが、商品部のたった7人の社員。彼らは一体どのようにして、一部のお客のニーズをキャッチした商品作りを実現させているのか?マーケティングだけに頼らない、コイズミ流の商品開発の舞台裏を徹底取材する。

強みはメーカーと卸の二刀流!

実は小泉成器は、メーカーとしてだけでなく、“卸”の顔も持つ。ケトルなどでお馴染みの「ティファール」や、自宅で簡単に炭酸水が作れることで話題となった「ソーダストリーム」、健康サポート機器の「タニタ」など、国内外160以上もの有名メーカーの販売代行をしている。もちろん扱う商品も、白物家電から、調理、理美容、健康、防災に至るまで幅広い。そんな“メーカーと卸”の二刀流だからこそ出来るのが、独自の売り場作りだという。大手家電メーカーでもなかなか真似出来ない、“小泉成器ならではの売場作り”とは一体どういうものなのか?取引メーカーの信頼も勝ち取る、独自の二刀流のビジネスの強みに迫る。

日本のニーズを掴め!ヒット商品誕生の極意

小泉成器の歴史は古く、300年前、麻布の行商を始めたことが原点。戦後、「これからは電気の時代だ」と電気製品の製造販売や卸をはじめると、照明、家具事業にも参入。1970年代には照明と学習机を一体型にした『コイズミの学習机』などの大ヒット商品も生まれ拡大していく。そんな時に入社したのが会長の田中裕二だ。田中は、海外製品がほとんど売れない時代に、“油なしで揚げ物ができる”海外ブランドの「ノンフライヤー」に目をつけ、日本に初めて紹介し、ヒットさせた人物。田中はなぜ海外製品をヒットさせることができたのか?“メーカーと卸”の両側面から向かい合って来た小泉成器だからこそできる、商品をヒットさせる“売り方の極意”に迫る。

ゲストプロフィール

田中 裕二

  • 1952年岐阜県大垣市 生まれ
  • 1976年中央大学を卒業
    小泉産業に入社
  • 1989年分社化により小泉成器へ移籍
  • 2014年代表取締役社長に就任

企業プロフィール

  • 会社名:小泉成器
  • 設 立:1989年
  • 本 社:大阪市中央区備後町3丁目3番地7号
  • 売上高:719億円
  • 従業員数:336名

村上龍の編集後記

複雑な会社だ。1716年に商粗が麻布の行商をはじめてから300年あまりが経っているが、現代の小泉は、サプライヤーからメーカー&ベンダーというわかりづらい横文字の世界でビジネスを行う。こだわりのモノを作り、1業種1社を基本とした仕入れもやる。異業種から家電量販店に持ちこむ。ドライヤーも昔は理髪店にしかなかった。「酒燗器」というユニークな製品もある。なんで?、と田中さんに聞いたら、わたしが夏でも熱燗を飲むからという答え。遊び心がある。遊び心で、真剣に、モノを流通させている。

村上龍の編集後記画像

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