バックナンバー
2024年3月14日 放送
商売の本質を見極めろ!
常識を超える問屋ビジネス
- トラスコ中山 社長 中山 哲也(なかやま てつや)
ニッポンのものづくりの現場で必要とされる工業用副資材を販売するトラスコ中山が快進撃を続けている。売上高は中山が社長に就任した30年前から3倍以上にアップ、いまや2681億円を誇っているという。この好調な業績を支えているものこそ、業界の当たり前に流されない「常識破りの独自戦略」にあるという。「在庫はとことん持つ!」「ネジ一本でも配達する!」など、問屋業を極める驚きの戦略で躍進するトラスコ中山の強さの秘密に迫る!
社長の金言
- 人が思い付かないことを 考えて突き進むTweet
放送内容詳細
膨大な在庫を抱え、すぐに配送!客のニーズに応える独自戦略
ライバルにはないトラスコ中山の強みは…圧倒的な在庫数にある。59万種類、650万個以上を揃える埼玉のトラスコの倉庫を覗いてみると…そこには「駅伝用の巨大なカラーコーン」や「10メートルを超える巨大ハシゴ」など、本当に売れるのか?と思える商品を含む大量の在庫が保管されている。実はトラスコ…売れ筋に絞って商品を揃える業界の常識とは一線を画し、一部の人しか欲しがらない“ニッチな商品”もストックしているのだ。しかも、客が欲しいと思ったときに、すぐに届けられる「即納」と呼ばれる物流システムも独自で構築したという。こうした問屋業界の常識を打ち破る戦略を打ち出し、後発ながらも多くの顧客を獲得してきたのだ。自ら考え抜き「教科書にない経営」で拡大を続けてきたトラスコ中山の強さの秘密を解き明かす。
業界最後発…生き残りをかけて常識破りの進化に挑戦
トラスコ中山の歴史は、哲也の父・中山注次が1959年、大阪に「中山機工商会」を創業したことに始まる。業界最後発だった為、他の問屋がやらないこと・問屋の枠にとらわれないことに絶えず挑戦してきた。この父親が始めた会社に哲也が入社したのは1981年。ライバルに負けない会社にするため、哲也は、猛烈に働いたという。そして、1994年に父親の跡を継ぎ、社長に就任し、それを機に中山は、「欲しい人に早く商品を届ける」という問屋業を極める戦略を加速していく。業界の常識に左右されない独自の戦略は、どう生み出されたのか?トラスコ中山の躍進の裏にあった、知られざる転機に迫る!
客だけでなく、社員も大事に!福利厚生まで独自戦略
ものづくりの現場で働く職人を支えてきたトラスコ中山だが、実は、トラスコで働く社員も全力で支えている。「有給休暇は無制限に積立OK」「新入社員に10万円の支度金を用意」「不妊治療のために1年間休職できる」…など羨ましすぎる社内制度が数多く用意されているという。自社の社員まで応援する真の狙いに迫る!
ゲストプロフィール
中山 哲也
- 1958年大阪生まれ
- 1981年中山機工に入社
- 1984年取締役に就任
- 1994年父の跡を継ぎ 社長に就任
企業プロフィール
- 所在地:東京都港区新橋4-28-1
- 創業:1959年
- 売上高:2681億円(2023年12月期)
- 従業員数:約3000人(連結)
買い手からすると、品揃えも在庫も多ければ多いほどいい。在庫は少ない方がいいというのは売り手の理論。「MROストッカー」ものづくり現場で使用される工場用の商品を事前に棚に置いておく納期ゼロの即納サービス。置き薬の工具版。「この会社は何のためにあるのか」というのが原点。日本の製造業のために役に立たなければという思いで、いろんなことを改善したり、改革した。趣味は仕事くらいしかない。毎朝午前4時ごろに起床。考え事は山のようにあるけど悩み事はゼロ。幸せな人だと思う。

バックナンバー
ご注意下さい
最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「カンブリア宮殿」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。












