カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2024516日 放送

マッチングビジネスの最前線
躍進するココナラの全貌とお得な活用術

  • ココナラ 社長 (すずき あゆむ)

インターネットを介して個人と個人の間でモノ・場所・技能などを貸し借りするビジネス、いわゆる"シェアリングエコノミー"が順調な成長を遂げている。「メルカリ」などのモノのシェアリングから「Uber Eats」のようなデリバリーのマッチングなど、その市場規模は2兆6千億円を超え、2032年度には15兆円を突破する見通しだ。その中で今、話題となっているのがスキル(=得意分野・技術)のマッチングビジネス。自分のスキルが対価となる時代をつくり人手不足解消の糸口となる1つの企業が躍進している。業界のトップランナーとして疾走し続ける、ベンチャー企業の取り組みに迫る!

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放送内容詳細

誰もが平等に“得意”を売り買い!“ココナラ”躍進の全貌

会員登録数423万人を誇るスキルマーケットサイト「ココナラ」。「自分は◯◯ができます」と得意なことをサイトに出品、もしくは「◯◯してもらえる人はいませんか?」とやってほしいことを募集するなど、その売り買いをマッチングするビジネスだ。右肩上がりを続け会員登録数は急増。特に新型コロナの影響で副業を求めるニーズに大きくマッチした。同業他社の追従をも許さないその大きな特徴が「サービス内容の幅広さ」。15分野で計450種類以上、出品数は約80万件を誇り、内容も「プレゼン資料作成」「NISAやiDeCo等、投資の相談」といった専門性の高いものから「悩み相談」「結婚式のスピーチ代筆」などのプライベートまで、プロ&アマチュアが幅広く対応。「これってどこの誰に頼めばいいの?」と悩んでいた人々にとって、気軽にいつでも「その道の達人」に依頼ができるシステムなのだ。ココナラは2012年の創業当初の早い段階から「ビデオチャット」「電話」などのオンライン取引の仕組みを開発。場所や時間の制約を受けずに、非対面にこだわった。2017年には他社に先駆けアプリも開発。出品者の実績・評価を一目で確認できるデザインなど親切設計が利用者から好評だ。ココナラはシニア世代にも人気で、定年退職後に「手書きメニューの作成」や「プラモデル制作」など趣味を生かしたスキルで活躍する人も多く、生きがいになっているという。

創業者が入社5年目社員に経営を譲る!リクルート出身社長の奮闘

オンライン上での取引であるがゆえ、ココナラでは監視体制にも力を入れている。社員の目視やAIを使って、ルール違反の出品がないかを365日チェックし続けているのだ。現社長の鈴木はリクルートで10年間、雑誌の編集企画や営業、事業開発などに携わってきたが「人を応援する仕事がしたい」という思いから、2016年に「ココナラ」に転職。しかし入社してみると、ココナラの出品のほとんどが「占い」や「悩み相談」、価格もワンコインで占められていて、業績が頭打ちの状態。鈴木は上限価格の撤廃に動き、とにかく世間に認知されることが急務だと「テレビでの全国CM」という大きな賭けに出た。ここでブレークさせないと資金力を持つ大手に一気に出し抜かれてしまうと感じ、なんとか6億円の資金が集まったものの、全国のテレビ局から放映NGが出てしまう。当時はまだ認知されていないスキルマッチングビジネスに待ったがかかったのだ。説明会などを行いなんとか放映にこぎつけた結果、『得意を売り買いココナラ♪』のCMフレーズでブレーク。認知度の上昇で、約23万人だった会員登録数が2年で約6倍に急増。それらの功績で2020年、鈴木は入社5年目で社長の座についたのだ。

メガバンクとタッグを組み、日本が抱える“労働力人口の減少”に挑む

ココナラのスキルシェアサービスに、今や多くの大企業も依頼を寄せている。ココナラはその需要に動き、2019年から法人向けのサービスも展開。「Webサイト制作」「販促物や資料の作成」など依頼は多岐に渡る。今年1月、大手銀行「みずほ銀行」と合弁会社「みずほココナラ」を設立。鈴木が代表に就いた。企業の人材不足解消に向け、ココナラが持つ人材マッチングのノウハウとみずほの国内最大規模の顧客数を掛け合わせ、人材の獲得やビジネスニーズへの対応力を生かそうというのが狙いだ。

ゲストプロフィール

鈴木 歩

  • 1982年東京都江東区生まれ
  • 2006年早稲田大学卒業後、リクルート入社
  • 2016年ココナラ入社
  • 2020年9月代表取締役社長CEOに就任

企業プロフィール

  • 住所:東京都渋谷区桜丘町20−1
    渋谷インフォスタワー6階
  • 設立:2012年
  • 従業員:206名
  • 売上高:46億7,900万円(2023年8月期通期決算より)

村上龍の編集後記

一人一人が持つスキルや経験を売買する場であり、プラットフォームを作りたいとEC型にした。ビジネスの開始が出品者にある。価格の決定権も出品者にある。購入者は自分個人の好みの分野で条件に合ったものを買うという仕組みだ。わかりにくいが、システムに入るとすぐに理解できる。膨大な情報がやりとりされているが、個人に限れば1対1のやりとりになる。みんな「ここなら」と信用して、個人で購入する。鈴木さんは「人を応援する仕事がしたい」という思いからココナラを。これほど個人を応援する仕事はない。

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