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2024年5月30日 放送
公園に眠る宝を輝かせる!
飲食業界 異端児の挑戦
- ゼットン 社長 鈴木 伸典(すずき しんすけ)
飲食業をベースにしながら、公園再生事業を手掛け、注目を集める企業がある。ハワイアンカフェ「アロハテーブル」を初めとした様々な飲食ブランドを展開する、ゼットンだ。今、戦略の核と位置づけているのが、公園再生事業。「店づくりは街づくり」という企業理念のもと、公園内に施設・店舗をつくるだけでなく、時に公園全体のプロデュースまで手掛け集客に一役買っている。全国の自治体から、「公園再生事業を手掛けてほしい」とのオファーが後を絶たない、ゼットン躍進の秘密に迫る。
社長の金言
- 客層が施設の色を変えるTweet
放送内容詳細
公園の魅力を向上させる仕掛け
東京江戸川区の葛西臨海公園はかつて地元の不良がたむろするなど、ファミリー層に人気の公園とはいえなかった。しかし2019年、ゼットンが手掛けたカフェやレストラン、BBQ場などが園内にオープンすると一変。週末は家族連れやカップルで溢れる都内屈指の人気公園に。中でもゼットンが始めた園内の芝生で結婚式をおこなう「パーク・ウエディング」は、太陽、海、空、緑が一体となった「ハワイ風の結婚式が味わえる」「ここでしか撮れない特別な結婚写真」が好評で、半年先まで予約が埋まる人気ぶりだ。2023年には横浜・山下公園に、みなとみらいやベイブリッジが望める足湯テラスをオープンさせ大ヒット。休日になると行列ができるほどの人気ぶりだという。ゼットンは、地元企業とタッグを組んだメニューや商品を開発している。例えば横浜では、クラフトビールを製造する企業と手を組み、横浜発の地ビールをレストランで提供したり、新たな地ビールも一緒に開発するという。また、その公園に眠る「お宝」を探し、それを公園の活性化に生かすのもゼットン流だ。岐阜のシンボル・金華山の麓に広がる岐阜公園。この再生事業にゼットンも参加している。まずは自分の足で公園をくまなく歩き回るという社長の鈴木。果たしてどんな「宝」に巡り合うのか──?
大病の経験が、公園への気付きに
大学時代、ゼットンが運営する飲食店のアルバイトからスタートし、副社長にまで上り詰めた2004年。34歳だった鈴木は軟骨芽細胞腫という病に襲われ、「一生、車椅子の生活になるかも知れない」と宣告を受けるも、無事に手術は成功。リハビリで始めた運動がきっかけでトライアスロンにのめり込むように。そして公園でジョギングをするうちに「公園をもっと長い時間を過ごせる、居心地の良い場所にできるのではないか?」という公園再生ビジネスのきっかけを得たという。
部活動で社内のコミュニケーションを活発に
ゼットンでは、サーフィン部、軽音楽部・・・など、社内の部活動が盛んで、活動費の一部を会社が補助している。所属部署も違う、普段は顔を合わせることもない社員同士が部活動を通して互いの顔や業務を知り、距離を縮めることにつながっているという。
ゲストプロフィール
鈴木 伸典
- 1971年10月生まれ、岐阜出身
- 愛知大学卒業後、司法書士浪人をしていた時、ゼットン創業者に誘われ、1996年社員に
- 2001年東京進出後、ゼットンの新しい基盤を築く
- 2004年5月取締役副社長
- 2016年3月代表取締役社長に就任
企業プロフィール
- 創業:1995年
- 業種:飲食店の経営及び公園再生事業
- 本社:東京都渋谷区神南1-20-5
VORT渋谷briller9F - 売上高:90億円(2023年1月期)
- 従業員数:1554人(2022年)
山下公園の足湯はヒットだった。足湯だから、靴や靴下を脱がなければならない。それだけで開放的になる。眼前に広がるのは、日本でも有数の港町だ。鈴木さんは、34歳のとき軟骨芽細胞腫という病にかかり、一生車いすの生活も覚悟した。幸い、手術は成功し、リハビリではじめた運動からトライアスロンに。公園でジョギングするうち、公園をもっと長い時間を過ごせる居心地のよい場所にという気づきが生まれた。ウデには年代物のロレックスが。創業者が、くれたものだ。友情の時計が、いつも腕にある。

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