カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2024912日 放送

放送900回記念 第2弾
最強巨大チェーン"売れる"秘策!

  • しまむら 社長 (すずき まこと)

そのビジネスモデルが多くの小売りチェーンの見本といわれ、成長を続けてきた「しまむら」。2024年2月期は売上高・営業利益、共に過去最高を更新した。しかし2017年度から3期連続で減収減益。2021年2月期(第1四半期)の決算で12億円の営業赤字に転落するなど苦悩の時期を経験していた。低迷と奇跡の復活の裏に一体何があったのか?立役者となった鈴木誠社長の改革術に迫る!

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社長の金言

  • 競争心に火をつけて商品力を磨く
  • 未公開インタビュー

    未公開インタビュー
  • 座右の銘

放送内容詳細

「安いだけ」からの脱却!PB商品で復活の狼煙!

躍進のカギが「しまむら」でしか買えないPB商品だ。「しまむら」はサプライヤーと呼ばれる業者から商品を買い取り、販売しているが、いまサプライヤーたちが競って「しまむら」に提案しているのがオリジナルブランドの商品だ。例えば「シーズンリーズン」というブランドは、雑誌「InRed」などを手掛ける宝島社のスタイリストが商品の選定に加わり、質が高い商品を数多く展開している。他にも涼感や保温性などの高機能を打ち出したPB「CLOSSHI」を展開。今年既に150万足以上売れている「さらっとドライスリッパ」は、毎年改良を行い、機能を高め続けている。

復活の舞台裏・・・「変えてはいけないもの」「変えなければいけないこと」

しまむらのルーツは、1953年創業の島村呉服店だ。総合衣料店として1960年代からチェーン化に着手。その後、安さを武器に成長をとげるが、2017年度から低迷する。そしてどん底だった2020年2月社長が交代。就任した鈴木が取り組んだのは「変えてはいけないものも元に戻す」戦略だった。売れ筋を重視しアイテム数を絞り込んでいたが、以前のような少量多品種に戻した。50人以上のインフルエンサーと共に商品を開発し、商品力強化を進めていった。また「変えなければいけない事」として着手したのがデジタル広告だ。SNSで発信する動画は社員自ら制作。コストを抑えたタイムリーな情報発信が武器となっている。

客単価を上げる「オンライン戦略」

2020年に初めてオンラインストアを開設。ほとんどの客は送料がかからない実店舗での商品受け取りを選択しているが、そこには戦略が。オンラインストアの利用客は店舗のみの客と比べて客単価が1200円高くなるというのだ。“ついで買い”への誘導が売り上げアップにつながっている。

ゲストプロフィール

鈴木 誠

  • 1989年しまむらに入社
  • 2004年物流部長に
  • 2011年取締役に
  • 2020年代表取締役社長に就任。オンラインストアの開設やインフルエンサーを使ったSNS発信など、小売りの新たな形を模索。都心型店舗拡大にも力を入れている。

企業プロフィール

  • 本社:埼玉県さいたま市大宮区北袋町1-602-1
  • 創業:1953年
  • 資本金:170億円
  • 従業者数:19357人(連結)
  • 売上高:6350億円(2024年2月期)

村上龍の編集後記

トランクに商品を詰めたサプライヤーの群れ。「しまむらで服を売って欲しい」というサプライヤーの群れだ。バイヤーが電卓を叩き、値の交渉をする。しまむらの売上高は6000億円を超える。そんな企業が電卓を叩いて、値の交渉をするだろうか。鈴木さんに聞くと、昔からやってましたと言う。電卓ではなく、ソロバンでやっていたのだろう。最近はヤングカジュアルや、50代以上向けブランドが好調らしい。ブランドを買いたくて買えない女性たちが代替品として頼った。しまむらは、庶民の味方だ。そして経済を支えるのは庶民だ。

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