カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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20241031日 放送

常識破りの戦略で大躍進!
第2弾 ドン・キホーテの野望

  • PPIH 社長CEO (よしだ なおき)

ディスカウント大手のドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の業績拡大が続いている。2024年6月期の売上高は2兆円を突破し、いまや日本の小売業界で、「セブン&アイ・HD」「イオン」「ファーストリテイリング」に次ぐ売上高4位。その原動力となったのが、カリスマ創業者・安田隆夫から受け継いだ、社内に脈々と受け継がれてきた"権限委譲"の文化だ。小売りの常識を覆すドン・キホーテの新戦略に迫る第2弾。

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社長の金言

  • 権限移譲は部下との信頼関係で成り立つ
  • 未公開インタビュー

    未公開インタビュー
  • 座右の銘

放送内容詳細

躍進を支える“権限委譲”の文化

今年3月にオープンしたMEGAドン・キホーテ成増店。都内最大級の売り場面積を誇り、日用品から生鮮食品までなんでも揃う巨大店舗だ。実はこの店、元々総合スーパー・ダイエーの閉店後、5年ほど空き店舗だった場所にできた店。人気はこだわりの赤酢を使った本格的な寿司や、店舗で焼くピザなど。これまでのドンキには来店が少なかったファミリー層をターゲットに、100種類以上の総菜や弁当を販売している。実はドンキには一つとして同じ店はない。インバウンドをターゲットにした渋谷本店や、駅利用者向けの京急蒲田店など、店ごとに全く違う売り場づくりがされている。それを可能にしているのが、創業者・安田隆夫の時代から脈々と受け継がれてきた大胆な“権限委譲”の文化。各売り場の担当者は、自分の判断で商品の仕入れから値付けまで行っている。中にはアルバイトながら、メーカーと商談を行い、独自の商品を仕入れるスタッフまで。一般的な小売りチェーンとは全く違う“権限委譲”による店づくりが躍進の原動力となっているのだ。

グアムに世界最大級のドンキが誕生!

人気の観光地、グアムに今年4月オープンしたのが大型ショッピングモール「ヴィレッジ・オブ・ドンキ」だ。売り場面積は世界最大規模の1万1000平方メートル。約2万5000商品を販売し、チョコレートやクッキーなど観光客向けの土産物だけでなく、日本産の野菜や果物などの生鮮食品や、日本のドンキで販売しているものと同じ菓子や調味料など、日本の食品が地元の人に人気となっている。実はドンキ、すでに海外に100店舗以上を出店。海外売上高は3000億円を突破。日本の食品輸出の最前線基地の役割を担っている。2019年、名称変更した社名「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)」の名の通り、アジア・北米地域に出店攻勢を強めているのだ。

ゲストプロフィール

吉田 直樹

  • 1964年大阪市生まれ
  • 1988年国際基督教大学教養学部卒業
  • 1995年INSEAD卒業(経営学修士)
  • 1995年マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン入社
  • 2002年オルタレゴコンサルティング設立 社長就任
  • 2007年ドンキホーテホールディングス(現PPIH)入社
  • 2013年専務取締役 就任
  • 2019年代表取締役社長CEO就任

企業プロフィール

  • 本社:渋谷区道玄坂2-25-12道玄坂通
  • 創業:1980年
  • 資本金:233億5100万円
  • 従業者数:17,107名(連結)
    (2023年6月30日現在)

村上龍の編集後記

20年くらい前の夏、渋谷で夕立が来た。ドンキの店頭にビニール傘が売っていた。マジックで黒々と100円と書いてあった。すぐ買った。夕立が来たのとビニール傘はほぼ同時だった。今考えると誰が用意したのだろうと思う。創業者が書いた『源流』の企業原理は「顧客最優先主義」で、第3条は「現場に大胆な権限委譲をはかり」とある。店のバイトがビニール傘を用意し100円という値段を決めたのだ。このエピソードはドンキの全てを象徴している。売上高は2兆円。その全ての努力は、バイトが用意したビニール傘が担っている。

村上龍の編集後記画像

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