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2025年7月17日 放送
会社をデザインして大躍進
黒子企業の挑戦
- オンワードコーポレートデザイン 社長 村上 哲(むらかみ あきら)
ヤクルトレディやヤマト運輸の配達員など、その"制服"を見ればどこの会社の人なのかが分かる...そんな企業の顔ともいえるのが"制服"。この制服の業界において、2000社以上の取引先を持ち、累計1000万人を超えるユーザーを持つのが、アパレル大手オンワードの傘下にあり、BtoB向け事業を担う『オンワードコーポレートデザイン』だ。同社は、ユニフォーム事業だけでなく、企業のキャンペーン商品などで営業戦略を推進するインサイトセールス事業や空間デザイン事業も手掛けるなど、最近では"会社そのものをデザインする"ことにも力を注いでいるという。その売り上げは右肩上がり、2024年度は180億円を突破した。常識破りの戦略で企業を陰で支える、黒子企業の全貌を紐解く。
放送内容詳細
お客の要望を全て叶える!常識破りのアパレルメーカー
オンワードコーポレートデザインのユニフォーム作りの特徴は、既製品の制服も多い中、一社一社オーダーメイドで作り上げるということ。社内には100人以上のクリエイティブスタッフがいて、企業ごとにチームを組み、デザイナーが会社のイメージをデッサンすると、それをパタンナーが形にしていく。しかも取引先の仕事内容に合わせて生地も独自開発。お客からの要望をとことん吸い上げ、その問題を“技術力”で解決していく。一方、販促物などでも企業を手助けしている。焼肉きんぐとは、奇抜な生肉柄のタオルやクッションなどを作り、福袋として販売した。すると、売り切れる店舗が続出するほどの大ヒットになった。実は同社は、あの30年前にブームを巻き起こしたサントリーのボスジャンも手掛けていた。「お客が考えつかないことをやってみる」という精神で企業の新たな魅力を作り出すオンワードコーポレートデザインの強さの秘密を徹底取材する。
成績最下位の営業マンからの大逆転劇!
社長の村上は元アメフト選手という異色の経歴の持ち主。1990年にオンワードへ入社すると、実業団に所属しながらユニフォームの営業を行っていた。当時会社では、銀行などの女性用ユニフォームが主流だった時代。村上は半年で2件ほどしか契約がとれず、会社でも営業成績は最下位だったという。その村上がなぜ社長にまでのぼりつめることができたのか?飛び込み営業を武器に、ワーク用のユニフォームという新しい分野を営業開拓した、村上の逆転劇の舞台裏に迫る。
ゲストプロフィール
村上 哲
- 1967年大阪府 生まれ
- 1990年大坂産業大学卒業/オンワード樫山に入社 (商事部に所属、同社のアメリカンフットボールチームに在籍)
- 1995年アメフトの選手を引退
- 2007年オンワード商事に転籍
- 2020年オンワード商事 社長に就任
- 2023年オンワードクリエーティブセンターと合併しオンワードコーポレートデザインへ社名変更/同社長に就任
企業プロフィール
- 会社名:オンワードコーポレートデザイン
- 設立:1962年
- 本社:東京都千代田区飯田橋2-10-10
- 従業員数:293人
- 売上高:185億
- 事業内容:ユニフォーム事業、インサイトセールス事業、スペースクリエイト事業等
人が、自分が関わったユニホームを着ているのを見るのは、本当に楽しいと村上さんは言う。人がユニホームを着ているのは仕事のときだけだ。わたしたちは、そのユニホームが何を象徴しているのかわからない。オフィスワーカーはだいたいスーツを着ている。配送業、医療従事者など肉体を使う人がユニホームを着る。彼らはユニホームで目立とうとは思わない。仕事の内容で、人より抜きんでる存在になろうと思う。『誇りを感じられるウエア』会社の理念だが簡単ではない。自分が、社員だったらという思いで作る必要がある。

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