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2025年8月14日 放送
中古品の常識を覆した
"コメ兵革命"の舞台裏
- コメ兵ホールディングス 社長 石原 卓児(いしはら たくじ)
フリマアプリの普及もあり、いま中古ブランド品の市場が拡大している。そんなブランド品のリユース業界でトップを走るのが、1947年に名古屋で創業したコメ兵ホールディングス。出店攻勢をかけ、国内と海外で約301店舗を展開。売上高は過去最高の1500億円を突破し、快進撃を続けている。4代目の石原卓児社長は、社長就任後の約10年間で売上高を4倍に拡大させた実績を持つ。メルカリなどフリマアプリの登場で競争が激化する中、成長を続ける石原流経営術に迫る。
放送内容詳細
ニセモノは絶対流通させない!急成長を支える圧倒的な鑑定力とは!?
国内最大級のリユースデパートをうたうコメ兵。名古屋にある本店には、バッグや時計、紳士服など中古品とは思えない新品同様の商品が並び、まるでデパートのような雰囲気だ。連日、お値打ち価格の中古ブランド品を買い求める客たちで賑わっている。しかし、高級ブランド品には多くのニセモノが出回り、年々、精巧化している。コメ兵では、そうしたニセモノを絶対に流通させないための鑑定に力を入れている。社内の試験に合格した鑑定士が約900名も在籍。真贋判定の精度99%という最新のAIも駆使して、4重、5重の厳しい鑑定を行っているのだ。この鑑定力が多くの客たちをひきつけている。コメ兵の成長を支える、知られざる鑑定力に迫る。
偏見との闘い!中古ブランド品のイメージは変えられるか
コメ兵は去年、フリマアプリの楽天ラクマで取引されるほぼすべての中古ブランド品を鑑定するサービスを始めた。購入された商品は客のもとに直接は届けられず、出品者はいったんコメ兵へと送る。そして、そこでの鑑定で、「本物」とお墨付きを得た商品だけが購入者に届けられる仕組みだ。鑑定料は楽天ラクマの負担。ユーザーは無料で、このサービスを使えるのだ。ブランド品のリユース市場で、ライバルでもある楽天ラクマとタッグを組み、ネットからもニセモノをなくそうとする石原。そんな石原には、中古ブランド品のイメージを変えたいという強い思いがあった。実は、かつて、新宿店の店長をしていて、客から「偽物じゃないか」「コメ兵の紙袋を持って歩くのが恥ずかしい」と言われ、いつか見返したいと思っていたのだ。闘い続ける石原の思いに迫る。
自宅に眠る中古ブランド品を市場へ!大手デパートと仕かける次の一手
年々市場が拡大するブランド品のリユース市場。しかし、市場に流通している中古のブランド品はまだわずかだ。メルカリの2023年の調査では、日本の家庭に眠る中古品などの「隠れ資産」の総額は約66兆円に上るという。そこで、コメ兵はこれまで手がつけられていなかった新たな市場に目をつけた。今年8月からJ.フロントリテイリングとタッグを組み、大丸と松坂屋の中に買い取り専門店をオープンしたのだ。デパートの顧客が所有する高額の中古ブランド品を開拓し、リユース市場に流通させる狙い。さらなる成長を目指す石原の戦略に迫る。
ゲストプロフィール
石原 卓児
- 1972年名古屋市生まれ
- 1996年英国暁星国際大学卒業
- 1996年カメラ量販店入社
- 1998年コメ兵 入社
- 2013年コメ兵 社長に就任
- 2020年ホールディングス体制に移行しコメ兵HD社長 兼務
企業プロフィール
- 会社名:コメ兵ホールディングス
- 創業:1947年
- 本社:名古屋市中区大須三丁目25番31号
- 従業員数:1895人(2025年3月末)
- 売上高:1589億円(2025年3月期・連結)
客から商品を買う。その場で真贋を含めてチェックする。商品センターで状態を確かめる。バッグはクリーニング、時計だったら電池交換、提携先の業者に送る。戻ってきたらもう一度状態を確認。問題なしだったら、各店舗に並べる前に、スタッフがチェックする。商品センターのハブは愛知県にあり、約200名が働いている。なぜ商品にこだわるのか。幼いころ、友だちに言われた。「中古品は壊れやすいだろう」「偽物もあるのか」その言葉が原体験となっている。店内は、百貨店の売り場よりも豪華だ。豪華さが信頼につながる。

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