定例社長会見2015年1月
【1月髙橋社長定例会見】
<2015年の抱負・展望>
(髙橋雄一社長)
昨年は本当にお世話になりました。
比較的前向きな材料でお話しできたと思いますが、できるだけ今年もそうなればいいと思っています。後程お話ししますが、そう簡単ではないということもだんだんわかってきます。今年は50周年というイベントが春で終わりまして、4月以降は普通の平年ということになります。オリンピック等のイベントもないですし、番組はもちろんですが、その他も含めてどうやってテレビ東京を盛り上げていくかということを思考中です。よろしくお願い致します。
<編成関連>
(髙橋雄一社長)
まずは10月クールの報告からいたします。
10月クールの視聴率は12月28日までで、GHは7.0%(前年比-0.2p)、PT6.5%(同-0.3p)、全日は3.1%(同+0.1p)でした。
全日は強化策が功を奏して、ある程度成果が出始めています。ゴールデン、プライムについては残念ながら前年水準を割ってしまいました。
レギュラー番組としては「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」が前年同期比で2.0pアップしクール平均8.4%と大きく伸ばしました。
それから、12/14(日)放送の「池上彰の総選挙ライブ」は平均10.1%を獲得することができまして、池上彰さんの鋭い視点と、わかり易い解説を活かした番組作りが評価された結果です。引き続き新しい形の選挙報道を目指していきたいと考えております。
続きまして、年末年始(2014年12月31日~2015年1月3日)についてご説明します。
前年の4日間と比べてGHは7.5%(前年比+0.2p)、PT7.4%(同+0.2p)、全日は4.8%(同+0.2p)でした。まずまず健闘できたかなと思っております。
中身を見ると必ずしも全部が良かったというわけではありませんが、年末年始のことを総括し、経験値を踏まえて新しいものをつないでいきたいと考えています。
番組的には「土曜スペシャル ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第19弾」が12.4%とり、「大食い世界一決定戦!」も比較的好調な数字でした。
続きまして1月クールですが、これがやや苦戦しています。
GHは6.8%(前年比-1.1p)、PTが6.5%(同-0.9p)、全日が3.4%(同-0.1p)でした。昨年は非常に1月クールが好調だったこともあり、残念ながら三部門とも前年比でダウンという状況です。
全体の視聴率を下げている要因はいくつかあり、例えば「金曜8時のドラマ 保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~」は今のところ厳しい出だしとなっておりますが、今後の展開にご期待いただければと思います。
それから新しいスポーツ番組を作ってみようと権利を獲得しまして、「スノーボード&フリースタイルスキー世界選手権2015」を中継致しました。視聴率としては残念ながら満足の行く結果ではありませんでしたが、テレビ東京として初めて取り組んだ〝大型ウィンタースポーツ中継″であり、今後に活かしていきたいと思います。
続きまして、今後の特番と4月スタートのドラマについてご説明させていただきます。
テレビ東京開局50周年特別企画ドラマスペシャル「永遠の0」ですが、2年も前から温めてきた企画がようやく放送となります。放送日は2月11日(水)、14日(土)、15日(日)の3夜、合計7時間です。第一話を見ましたが、なかなかの手応えのある番組だと思います。ぜひご期待ください。
次にもうひとつ、テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張「黒い画集-草-」これを特番で放送します。これも相当力が入っている番組です。村上弘明さん、陣内孝則さん、剛力彩芽さんなど豪華俳優陣が演じる会心のエンターテインメントとなっていますので、こちらもぜひご期待ください。
それから昨年好評だったドラマ「三匹のおっさん」の続編「三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~」の放送が4月クールに決まりました。放送開始日などは追ってご案内させていただきます。
番組関連で、社外から高い評価をいただいた番組をご紹介します。
第31回ATP賞で「和風総本家」がグランプリを受賞いたしました。制作はテレビ大阪になります。
それからもうひとつ、2013年12月12日にテレビ東京系列で放送された「カンブリア宮殿」の「ノーベル賞〝御用達″光の技術を極める超絶企業」が、2014年度の科学放送高柳賞の優秀賞を受賞しました。世界屈指の高い技術力で、光の産業化をめざす企業の実態や経営哲学を紹介することによって、科学や技術と産業の関わりの最良の姿の1つをあらわすことに成功したとして、評価されました。
Q.「永遠の0」、飛び石的編成の理由は?狙いと、視聴率はどれくらいいきたい?
A. (井上局長)
男女問わず、幅広い層の方に見ていただきやすい休みの日ことで、2月の祭日、それから土曜日・日曜日と飛び石的に続く日を狙いました。
A. (髙橋雄一社長)
視聴率ですが、それぞれ2ケタ出たら我々にとっては大変な快挙。
<営業関連>
(髙橋雄一社長)
相変わらずスポットが頑張っていまして、11月はタイム前年比+1.7%、スポットは+9.1%、タイム・スポット合計では、+4.4%です。
12月のタイムは年末特番セールスが比較的順調に推移し、前年を超える+1.7%となりました。スポットは引き続き好調で、+13.0%。衆議院選挙や映画「妖怪ウォッチ」とのタイアップ広告の出稿なども寄与し、スポットは2ケタの伸びを達成することができました。12月のタイム・スポット合計では、前年比+5.9%です。
それから営業的な取り組みですが、2007年3月から電通と共に取り組んでいる「手をつなごう Friend-Ship Project」の第12弾として、富山県・石川県のテレビ局の協力の下、「家族の絆」をコンセプトに広く社会へ向けてメッセージを発信するミニ番組「北陸新幹線/Friend-Ship Project ~親子のバトン~」を制作し、2月12日より放送します。第12弾では3月14日に開通を控えている北陸新幹線で注目を集める富山県と石川県のテレビ局と共にメッセージを発信。今回はセイコーウオッチ株式会社、日本マイクロソフト株式会社、株式会社バンダイ(五十音順)の3社が本プロジェクトに賛同してくださっています。
<コンテンツ関連>
(太田哲夫取締役)
東京駅の東京キャラクターストリートにある「テレ東本舗。」がここのところ非常に好調でして、41カ月連続で前年比クリア。2014年度売上が初めて2億円を突破しました。様々な商品がございますので、こちらもよろしくお願い致します。
それから映画「蜩ノ記」「超高速!参勤交代」が各映画賞に輝いています。
「蜩ノ記」はテレビ東京開局50周年記念作品として、11月の会見でもご紹介しましたが、「第38回山路ふみ子映画賞」、さらには「第39回 報知映画賞」 監督賞、それから「第27回 日刊スポーツ映画大賞」主演男優賞、それから「第38回 日本アカデミー賞」の10部門、作品賞、監督賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞、主演男優賞(役所広司さん)、助演男優賞(岡田准一さん)で優秀賞を受賞しております。
それから「超高速!参勤交代」。こちらも「第38回 日本アカデミー賞」 3部門で優秀賞を受賞しております。監督賞、脚本賞、主演男優賞(佐々木蔵之介さん)です。
アカデミー賞に関しましては、2月27日に最優秀賞が決りますので、そこで我々の作品の中から受賞作が出てくれれば嬉しく思います。
Q.BPOの青少年委員会が深夜番組の性的表現に関する委員長のコメントについて、テレビ東京の見解と取り組みは?
A. (髙橋雄一社長)
基本的には民放連の放送基準を第一に守るということで進めています。また難しいのは、どの程度許容されるのか、というのは時代とともに変わる要素があるのでその辺を見誤らないということです。
Q. 妖怪ウォッチ、テレビ東京の売り上げでの貢献は?
A. (髙橋雄一社長)
ロイヤリティ収入や番組販売、それから色々な番組コンテンツ供給の対価としてようやく1-3月からまとまった入金があります。具体的な数字については申し上げられませんが、我々が一番期待しているのは、4月以降の新年度で海外も含めて息の長いコンテンツ商品になることです。何年かの単位でみると、経営的にはありがたいベースになると考えています。
≪会見者≫
テレビ東京 代表取締役社長 髙橋 雄一
テレビ東京 専務取締役 編成局、制作局、報道局、スポーツ局担当 井澤 昌平
テレビ東京ホールディングス 常務取締役 経営企画、広報、グループ戦略担当 廣瀬 和彦
テレビ東京 取締役 コンテンツビジネス局、アニメ局、メディア・アーカイブセンター担当 太田 哲夫
テレビ東京 編成局長 井上 康
テレビ東京 広報局長 狐﨑 浩子
テレビ東京 広報局次長兼広報部長 澤田 寛人