定例社長会見2015年4月

髙橋社長4月定例会見

【4月髙橋社長定例会見】

<はじめに>
4月15日にお亡くなりになりました愛川欽也さんについて、この場をお借りしてお話しをさせてください。

愛川さんには、「出没!アド街ック天国」を中心にバラエティはもちろん、ドラマ等も含めて本当にお世話になりました。

中でも「出没!アド街ック天国」は、本当に愛川さんが育ててくれたような番組で、番組開始当初は取材したVTRの内容についてスタッフと議論するなど、思いを込めてやっていただいたと聞いています。番組で時々、ご当地のものを食べる場面などもあるんですが、ご本人が本当に納得しないと「美味しい」と言わないなど、いろいろな話がスタッフの間に残っていて、その真剣さによってあの番組が長寿番組になったと改めて思っています。

4月19日の放送で番組の最後に追悼のコーナーを設けましたが、そこで使用した写真は放送1000回記念スペシャルの収録後に撮った写真で、「アド街」のスタッフ全員にとって非常に思い出に残る写真でもあります。

放送1000回記念のパーティーには欠席なさっていましたが、その席で御礼の品として万年筆を奥様のうつみ宮土理さんにお渡ししました。それを手にされたときは、涙を流され喜ばれたという話でした。後に私の元にも御礼の手紙が届きました。この手紙がこの万年筆で書いた初めてのもので、放送1000回の時にパーティーに出られなかったこと、この万年筆が自分にとって生涯自慢の万年筆で、物書きにとって非常に大事なものです、ということもお書きになっていました。手紙を受け取った時にはこれから様々なシナリオを書いたり、文筆の世界で活躍されると思っていました。

愛川さんのご冥福を改めてお祈りいたします。

<編成関連>
(髙橋雄一社長)
14年度の視聴率が確定しました。

14年度はGH7.0%(前年度比-0.2p)、PT6.7%(同-0.1p)、全日3.1%(同+0.1p)となりました。全日のみ改善ということで、今後の番組作り、番組の改編に繋げていきたいと思います。

新年度がスタートして3週が経ちました。視聴率はGH6.7%(前年度比-0.5p)、PT6.4%(同-0.4p)、全日3.1%(同+0.1p)とやや苦戦が続いています。

4月15日(水)には新番組「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」という日常生活のいろんな常識を問い直すという番組を始めました。初回の視聴率は8.0%と順調な滑り出しとなっています。

全日帯では4月1日(水)朝7:30から「チャージ730!」という、朝の本格的情報番組を始めました。回を重ねながら、ユニークな朝の情報番組に育てたいと考えており、視聴者の皆様に朝の習慣として定着していってもらいたいと思っています。

それから金曜深夜のドラマ24「不便な便利屋」がスタートしました。実はほとんどの回で鈴井貴之監督がどこかに出演しています。今週もどこかに出演されているそうなので、そうしたような情報も含めて、この番組を盛り上げていきたいなと考えております。

そして「三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~」が4月24日(金)から始まります。初回は枠を15分拡大し、前回同様非常に幅広い層の人に見ていただければと期待しております。またこの会見の後、私と井澤専務も新宿でのPRイベントに参加します。ぜひお付き合いください。

これからの特番についてですが、いよいよ来週から「世界卓球2015 蘇州大会」が始まります。

テレビ東京では4月27日(月)から5月3日(日)まで、日本代表の活躍を放送しようと考えております。今年は「妖怪ウォッチ」とのコラボも実現しました。ゴールデンウィーク期間中ですのでお子様にも見ていただけるような工夫をしたいと思っております。"みうみま"コンビなど、ダブルスを中心に新しいスターも出ていますので、ぜひ日本代表の活躍に注目していただき、放送にもご注目いただければと思います。

それから、5月24日(日)に開幕する全仏オープンは滝川クリステルさんが番組MCに決まりました。スポーツ番組のMCは初めてという滝川さんですが、学生時代にはテニスの経験もあり、またフランス語も堪能なので現地での取材や中継を楽しみにしております。なによりも錦織選手の全試合を中継したいと考えております。ぜひご期待ください。

Q.ドローン、撮影での使用状況は?
A. (井上局長)
簡易的に効率もよく撮影できるものとして活用してきています。例えばゴルフ中継のコース紹介、BSジャパンでは「空から日本をみてみようplus」、その他にも音楽番組ロケでの歌の収録時、あとバラエティ番組でも使用したりと、それぞれ法令を順守した形で撮影をしてきております。当然、飛行場の近くなどで使用しない、許可をとる、そういったことをきちんとやって制作に臨んでおりますので、引き続きルールに沿った形で使用していきたいと思っています。

Q.使用中にトラブルの事例は?
A. (井上局長)
海外に持って行って飛ばなかったという話は聞いたことがあります。ただ、それで落ちたという話は聞いたことがありません。


<営業関連>
(髙橋雄一社長)
14年度が締りました。2014年度の営業収入はタイム・スポット合計で807億2800万円(前年比+5.4 %)でした。

伸びの牽引になったのはスポットで、296億9700万円(同+9.7%)でした。「情報通信」「不動産」「趣味・スポーツ」など高シェア業種の出稿が伸びました。

堅調だったタイムを支えたのは「世界卓球2014 東京大会」「サッカーW杯ブラジル大会」等の大型スポーツ特番や50周年特別企画などの特番セールスで、前年比+3.0%となりました。広告会社始めみなさまが50周年を支援してくださったんだと感謝しております。

また、3月単月は前年に消費税増税駆け込み需要がありましたが、タイムとスポットあわせて前年並みの水準となっております。

営業関連は以上です。

Q.BPOについてもっと厳しく、もしくは現場からは厳しすぎるとの声もある。政府が関与するとの動きがあるが、BPOの現在のあり方をどう思うか?今後の課題は?
A. (髙橋雄一社長)
BPOが厳しすぎるという声は時々私の耳にも入ってきますが、これは印象論の問題だと思います。総務省の高市大臣も国会の発言ではBPOはきちんと役目を果たしていると仰っていて、政府側もそういう認識なんだろうなという風にまず考えています。これまでもBPOはいろんな試行錯誤の末、今の形になっているので、それを揺るがすようなことは好ましくないと思っています。むしろ番組制作に対する我々の緊張感をいろんな意味で高めていくためにもBPOの存在は非常に大事で、そういう意味では、一定の役割を果たしてくれているなと思っています。
A. (井上局長)
BPOのCMも流れていますし、視聴者の方々もここ数年でBPOの認識が高まっているなというのは感じています。視聴者の方々からBPOにいろんなご意見をいただいて、それが我々のもとにフィードバックされる、我々が持っている視聴者センターとまた別のところでご意見をいただけるということで、番組制作にも役に立たせていただいているなと思っています。

≪会見者≫
テレビ東京 代表取締役社長 髙橋 雄一
テレビ東京 専務取締役 編成局、制作局、報道局、スポーツ局担当 井澤 昌平
テレビ東京ホールディングス 常務取締役 経営企画、広報、グループ戦略担当 廣瀬 和彦
テレビ東京 取締役 コンテンツビジネス局、アニメ局、メディア・アーカイブセンター担当 太田 哲夫
テレビ東京 編成局長 井上 康
テレビ東京 広報局長 狐﨑 浩子
テレビ東京 広報局次長兼広報部長 澤田 寛人