開運!なんでも鑑定団

毎週火曜 夜8時54分放送 BSテレ東 毎週木曜日夜7時55分放送

2015年12月29日放送

青木木米の観音像

青木木米の観音像
鑑定依頼人 川崎敦將さん
鑑定士 中島誠之助
ジャンル その他
本人評価額 ¥ 5,000,000
エピソード 一代で年商70億円を誇る家具販売会社を築いた。御年89歳ながら現役バリバリで、月1度50名の支店長、副店長を集め、激をとばす。趣味は骨董収集。「骨董は生活を豊かにするもの。家具やインテリアと同じだ!」と考え50年ほど前から自分の心を打つ作品を厳選し購入してきた。昭和38年、山口県にある有名老舗旅館に家具一式を納品したが3ヶ月経っても代金は支払われないまま。事情を聞くと、「現金はないので、その代わり代々伝わる骨董を好きなだけ持って行ってくれ」という。そこで30点ほどもらったものの中のひとつが今回のお宝。その後、江戸時代の有名陶工が出がけた名品であることが判明しびっくり。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

世に木米作と呼ばれる作品は数あるが、偽物作りがどうやっても真似できないものは依頼品の顔。ふくよかな頬、秀でた額、そして物言いたげな唇。正面から見ても真横から見ても、慈愛に満ちている。下から見上げると、瞳がちょんとくぼんでいるのが、諭しているような温かみがある。これは卓越した木米の造形感覚。体を覆う白衣は、失透性の澱青釉を用いている。麟と珪酸が含まれており、還元炎で焼くと透明性を失って厚くなる。そして釉薬の中に入っている僅かな鉄分が発色して青磁となる。黄色とも青とも緑ともつかない柔らかい青磁の色。これは木米の秀でた色彩感覚。背中に古器観・木米という二つの印がくっきりと押してあり、大変格調高く力強い。おそらく30代後半の作品であろう。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

シェアする

同じ日に放送された他のお宝2015年12月29日

放送日で探す

ジャンルから探す

鑑定士から探す

ジャンル