開運!なんでも鑑定団

毎週火曜 夜8時54分放送 BSテレ東 毎週木曜日夜7時55分放送

2015年12月29日放送

水滴 600点

水滴 600点
鑑定依頼人 二本木勝行さん
鑑定士 勝見充男
ジャンル 近代工芸
本人評価額 ¥ 3,000,000
エピソード 現役の植木屋。20代の時は地元政治家のもとで書生をしていたが、30歳の頃、造園業の叔父が怪我をしたため手伝ったところその面白さに魅了され、弟子入りした。お宝は、若い頃お世話になった地元政治家が骨董店で買い集めた一大コレクション。その方は11年前に他界したため、5年前、お宝の扱いに困った遺族から買ってくれないかと頼まれた。骨董は素人なので始めは断るつもりだったが、これだけの数を集めたその方の熱い思いに感銘を受け、代わりに大事にしようと購入を決意した。友人から借金をしてまで買い取った。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

素晴らしいコレクション。今から集めようとしたら一生かかっても無理。焼き物の水滴を集める人は多いが、今回のように金属製のものを中心に集めている人は少ない。最も高いのが海老の形をしたもの(35万円)で、これは大名クラス。細工も特に細かく、鍍金がよく残っている。最も古いのが木瓜型の水滴で、室町時代のもの。室町時代の特徴としてきちっとしたものを作るのだが、依頼品も非常に凛とした形をしている。特に動物型のものは人気が高い。普通は動物型の水滴は口から水が出るようになっているのだが、依頼品の兎型のものは耳のもとから水が出て、長い耳を伝って水が落ちるような仕掛けになっている。また夫婦鹿は蝋型で作られている。蝋型は数は作れないのだが、細工の細かいものが作れる。象型のものは鋳造ではなく銅の打ち出しで作られている。打ち出しという技法は明治以降はけっこう見られるが、江戸時代のものは少ない。変わり種としては「釘隠し」と呼ばれる柱の釘を隠すための金具を使って、水滴に見立てたものもある。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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