素晴らしい作品。中村は京都に生まれ、家が染織関係だったことから染めの色彩感覚が身についたのだろう。依頼品は大正13年、26歳の時に開いた個展に出展されたもの。気品のある美しさを流れるような筆で描ききっている。桜の花びらが散っている。女性が差し出した明かりの中のろうそくまで薄く描かれている。明かりの蒔絵も桜の文様で、女性の簪も桜。帯もすばらしく中の半衿も鮮やか。一文字風袋が蝶で花に蝶。共箱は大三郎自身の箱書き。文句のつけようがない作品。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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